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〝逆プロポーズ〟も母親の指示だった…「毒母育ち妻」を持つ夫の苦悩!!

コミュニケーション

2018.10.25

「毒親(どくおや)」とは、子どもに悪影響を及ぼしたり、子どもが厄介に感じる親のこと。過干渉やネグレクト、暴力や暴言など、心身の健康や命に関わることもあり、社会問題にもなっています。そんな毒親…特に「毒母」を持つ妻と結婚した夫たちが、妻に起こった〝異変〟を語ってくれました。

 

自尊心が崩壊した妻を気遣う日々(大輔さん/36/会社員)

 

妻の母親は娘に無関心で、結婚式にも出席しなかったような毒親です。それは孫が生まれてからも変わらず、自分の孫なのに「ガキ」と呼び、いまだかわいがる様子もありません。そんな親に育てられたとは思えないほど、妻は謙虚で控えめな女性でした。でもそれは表向きの姿…妻の本当の姿を、僕は後に知ることになるんです。

ことの発端は、初めて夫婦喧嘩をしたときのことでした。きっかけは些細なものでしたが、そのとき彼女がとっさに包丁を取り、自分の首に押し当てたんです。「私なんか死んだほうがいい!」と、耳を疑う言葉が彼女の口から出てきました。

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彼女は僕の妻であり息子の母親です、死んだほうがいいわけなんてありません。その場はなんとか収めましたが、それ以来彼女はことあるたびに「自分は死んだほうがいい」と口にするようになりました。

僕が分からなかっただけで、毒親の毒は思っていたより深く、彼女に影響を与えていたんです。それを知ってからというもの、「自分の言動が彼女の自尊心を傷つけてしまわないか」を、常に考えながら生活するようになりました。職場より気を遣う家庭…正直、ちょっと限界です。

妻の前に出ると娘がおびえる(裕二さん/34/会社員)

 

毒親に育てられた子どもは、やはり深刻な影響を受けてしまうのでしょうか…。

僕の大嫌いな妻の母親は、過干渉で自己中心的で、自分の思い通りにならないとすぐに暴言や暴力に走る、まさに典型的な毒親です。結婚当初の妻は、そんな母親に育てられたとは思えないほど、おおらかで笑顔のすてきな女性でした。

でも娘が4歳になった頃から、妻が変わり始めたんです。「これはしつけだ」と言いながら、そこまで叱られるようなことはしていない娘をどなりつけ、少しでも反抗的な態度をとると手をあげます。おもちゃを片づける場所はミリ単位で指図し、ほんの少しずれていただけで罵倒する始末…いつしか娘は、母親の前に出るとおびえるようになりました。

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きっと自分が親にされたことを、娘にもしてしまうんでしょう。妻の苦しみを知っているだけに、なかなか強く言うことができずにいます。最近では毒親ぶりはさらに悪化し、ご近所から「虐待しているんじゃないの?」と言われるまでになってしまいました。

「このままではいけない、彼女を変えられるのは自分しかいない」と思い、近々カウンセラーのもとに連れていく予定です。

妻の人生「すべてが母親の指示」だった(亮太さん/35/会社員)

妻の異変に気づいたのは、息子が3歳になった頃でした。温厚だった妻が、ある日を境に「お母さんの言う通りにしなさい!」と泣きわめく息子を、異常なほど叱りつけるようになったんです。

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「これはおかしい」と思い、ある晩、妻と話をする時間を作りました…すると彼女の口から驚きの言葉を聞くことに。妻の母親は、超がつく教育熱心であるのは知っていたのですが、なんと妻の人生はすべて「母親の指示で進んでいた」のです。

言われるがままに勉強して有名大学に入り、就職した会社も母親の指示。つき合う彼氏や趣味に至るまで、すべては母親が決めてい他のだそうです。そして、当時つき合っていた僕と結婚したのも、母親のすすめによるもの…思えばプロポーズは妻からでした。さらに驚いたのは、プロポーズの言葉やプランも「すべて母親が決めていた」そうなのです。

そう。妻の母親は俗に言う「毒母」で、妻はその毒に侵され、自分でなにも判断できない人間に育ってしまっていました。聞けば「息子の育て方も母親に聞いていた」とのこと。母親から言われた通りにしているのに、その通りに動かない息子に激怒していたんです。

いまは、息子が「母親の子どもではなく僕たち夫婦の子ども」であること、「教育方針は夫婦で決めていくものであること」を、なんとか妻に理解してもらおうと、地道に会話を続ける日々です。

大人になった子どもの人生を、依然として支配し続ける「毒親」。子ども自身の人生を尊重し、自己肯定感を持って歩んでいけるようにすることが、親の最大の務めなのでしょうね。今回お話しくださった旦那さんたちが、どうか奥さんの心を包んであげられることを祈ります。

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ライター:葛西 明
人材派遣及び、人材紹介を行う会社に勤めるサラリーマン。求人募集の文章を書くのが楽しいと感じて以来、ライターとしても活動中。家事が苦手な妻と結婚後、気付けば兼業主夫になっていることが悩み。

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