2018.10.09
出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」が、60歳以上の男女を対象に「写真とシニアに関するアンケート調査」を実施。頻繁に見返すのは最近の写真で、長寿祝いの記念写真も喜ばれていることがわかりました。
シニアがよく見返す写真とは?
まず「写真をよく見返す」と回答した人346名に、「誰と一緒に写った写真をよく見返すか?」と質問。その結果、男性の約半数は「夫婦の写真」をよく見返しているのに対し、女性は3割強に。女性は「子どもの写真」を見返す人の方が多いことがわかりました。
続いて、「孫がいる」と回答した190名に限定して調査を実施。同じ質問をしたところ、男女共に「孫と写る写真」をよく見返すと答えた人が最も多いことが判明。また“孫がいる男性”は、「孫との写真」と同じくらい「夫婦の写真」を見返していることもわかっています。
しかし一方で「夫婦の写真」を見返している“孫がいる女性”は36.8%で、「孫との写真」に比べて大きく減少。女性は子どもや孫へ気持ちが移りがちですが、男性は孫がかわいいと思っても「妻との写真」をよく見返していることがわかりました。
写真を見返すことで孤独を感じにくくなる!
続いて「よく見返す写真を見た時の心境」を尋ねると、「笑顔になる」92.5%、「気持ちが明るくなる」91.3%、「長生きしなければと思う」72.3%など、前向きな気持ちになりやすいことが判明。
さらに、「写真を見返すことで生まれる効果」について聞くと「独りではないと思える」が79.5%に。写真を見返すと、孤独を感じにくくなる効果も期待できそうです。
「よく見返す写真はいつ頃に撮影されたものか?」という調査では、「60代以上」が44.5%、「50代の頃」が20.8%で、若い頃の写真よりも最近撮影した写真をよく見返していることがわかりました。
頻繁に見返す理由は「自宅に飾ってあるから」(44.5%)が最も多く、次いで「フォトアルバムを見返すため」「スマホやパソコンに保存してある画像ファイルを定期的に閲覧する為」(各32.7%)が続いています。
■調査概要
調査対象:全国の60歳以上の男女
調査方法:インターネットによるアンケート調査「Fastask」(株式会社ジャストシステム)
有効サンプル数:542名(60代399名、70代124名、80代19名/男性272名、女性270名)
調査期間:2018年8月8日~8月9日
文/原田美咲