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「仮面夫婦」ってどんな感じ? “愛情ゼロ”夫婦関係の実態に迫る

コミュニケーション

2018.07.06

2018.09.10

いつも一緒にいて、はた目にはとっても仲が良さそうに見えるご夫婦。でもその実、愛情ゼロの夫婦関係を続ける「仮面夫婦」だった、というのは意外とよくある話です。

関係は破たんしているにも関わらず、表向きは夫婦として生活を共にする…想像しただけで心がすり減りそうなその生活は、どのようなものなのでしょうか。

うまくいってないからこそ、隠したい気持ちは強い(悠理さん/33/観光業

結婚して9年目、旦那とは必要最低限の会話しかしていません。こうなった原因は、私と義実家との折り合いが悪いこと。一時は離婚を考えたものの、なんとか踏みとどまり…それでも、関係は冷え切ったままです。

朝晩のあいさつくらいはしますが、ここ数年、顔を見て言ったことはありません。用事があるときも、「パパにありがとう言おうね~」と子どもを間にはさむようにして会話。

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そんな私たちもご近所や公共の場では、「良き親・良き夫婦」に見えるように、あえて仲良くふるまいます。関係がうまくいっていないからこそ、世間には隠したい気持ちは強くなるんです。

将来、ふたりきりの生活になったときは、どうなってしまうのか…想像しただけで、気分が暗くなってしまいます。

「仮面夫婦を続けたことにも意味があった」と思えた子どもの言葉美香子さ/47/住宅メーカー勤務

旦那の単身赴任先でまさかの不倫が発覚。その後いろんな経緯を経て、いまや「仮面夫婦」となりました。

当初は旦那に対しての憎しみが消えず、心身ともに疲労困憊。でも、愛情が薄れるのに比例して苦しさも薄れ、いまは旦那のことは「私と子どもを養うための稼ぎ役」と割り切って考えられるようになりました。

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離婚してひとりで子どもを育てることもできましたが、精神的な苦痛に加え、欲しいものまで制限される厳しい暮らしをするのはイヤ。

子どもの前では不仲をさとられないようにしていたつもりでしたが…敏感なものですね、いつしか気づいていたようで。成長してひとり暮らしを始めるときに、「未熟な親でごめんね」と謝ったら「イヤだったけど、離婚されるよりは良かった」と苦笑いされました。

その言葉を聞けただけでも「仮面夫婦を続けた意味があった」と、自分を慰めています。離婚なんて、その気になればいつでも可能。仮面夫婦でいられる間は、無理して離婚しなくてもいいのではないでしょうか。

お互い納得の〝公認仮面夫婦〟こんな関係もアリじゃない?美紀さん/45/歯科衛生士

義実家で同居していますが、うちは完全な「仮面夫婦」です。といっても険悪な関係ではなく、いたってフレンドリー。もともと、お互い干渉されるのがきらいなタイプだったので、ストレスがたまる前にふたりでルールを決めました。

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まずは「必要以上に詮索しない」こと。そして、「いつ帰ってくるか、どこに行くか」を伝えれば、あとはお互い意思を認め合うこと。だから、異性と遊びにいくのも容認しています。「合コン行ってくるから息子よろしく」「オッケー」という会話はわが家ではいたって普通のこと。

友達に話すと初めは驚かれますが、正直みんなうらやましがりますよ。「どうやったら、そんなふうにもっていけるの?」って ()。かなり特殊な関係だと思いますが、お互い納得しているなら、こんな仮面夫婦もありだと思います。


仮面夫婦のきっかけや状況はさまざまですが、「お互いに関心がない」というのは夫婦のつながりが破たんしているとも言えます。

それでも一緒に暮らす意味があれば、「仮面夫婦がよくない」とは一概には言い切れません。どうすることがベストな選択なのかは、二人の責任として受け止めていくしかないのでしょうね。

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ライター:恭 明日風
住宅会社勤務 兼ライター。家族は大学生の娘と息子、別居婚の夫。お水、営業、広報、人事など多くの業務を経験。離婚、嫁姑問題、夫のリストラや不倫、DVなどの経験を関西お笑い精神を忘れず発信して女性を元気にしたい。

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