2018.06.20
2018.09.10
独身時代は自分の都合だけで決められていた飲み会への参加も、結婚すると事情がだいぶ変わってきます。それぞれの家庭にルールがあり、行動の自由が制限されることもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、「なるほど、それいいかも!」と思える、家庭内の「飲み会ルール」をご紹介してみたいと思います。
「飲み会メンバーを実名報告」すること(千秋さん / 30歳 / 会社員)
飲み会の場ではどうしてもお酒が入りますし、本人ですらなにを言ったか、何をしたかを、細かく覚えていないことも多々。あとから「誰に何をした、言った」とかで、疑ったりもめたりしたくありません。聞いている子どもにも悪影響ですしね。
なので、わが家の飲み会ルールは「前もって飲み会メンバーを実名で報告」することです。
参加者のメンツや男女比がわかれば、だいたいの雰囲気を想像できるし、そうすれば「あまり飲みすぎないように」「女の子の隣に座らないように」とか、あらかじめ自制を促すこともできますし、ね。
時間の制限はしていませんが、女性が参加している場合は、店を変えての二次会などは禁止。遅くなると女の子だって危ないじゃないですか。むしろ「早めに帰るようすすめてあげて」と言っています。おかげで、飲み会後の人間関係トラブルはありません。
大人だからこそ「日またぎ」はしない(真紀さん / 32歳 / 公務員)
付き合っているときは、ふたりとも割と自由に飲み会に参加していましたし、朝帰りでも別に干渉していませんでした。でも、結婚して子どもができてからは、親としての規範を大切にすべきだと思っています。
なのでまず、「飲み会の参加OKな曜日」を決めています。水曜日、金曜日、土曜日のいずれか。それと、「職場関係の飲み会なら月に2回までは家計から捻出」。それ以上、または友人関係の飲み会は自腹というルールもあります。
それから、どんな飲み会であっても「日はまたがない」。午前0時のシンデレラタイムまでには自宅に帰っているようにすること。
翌日に影響が出るような飲み方は、大人として、親として失格だと思うので。これはすべて、夫婦共通のルールにしています。
「子どもが小さいうち」の暫定的ルール(裕子さん / 27歳 / 飲食店勤務)
2歳の長男と、7か月の娘がいます。ただでさえ寝かしつけが大変なのに、旦那が夜中に帰ってきて、子どもが起きてしまう…なんてことは絶対に避けたいんです。いかに平和な夜にできるかが、いまのウチの最重要事項。
なので、子どもが寝た後に帰ってきてガサゴソされるくらいなら、朝帰りにしてもらっています。飲み会が朝まで続くことはたいていありませんので、飲み会の日は「家に帰らず、ネットカフェやカラオケ店で一晩過ごす」のがわが家のルール。
そのかわり、飲み会の参加回数は制限していませんし、ネットカフェ代などは生活費から出してOKにしていますよ。
もう少し子どもが大きくなればこういう必要もなくなると思うので、期間限定のルールですね。長男が赤ちゃんのときは、夜中に帰ってきた旦那のせいで起きてしまい、何度もケンカしてしまったので…その教訓から生まれたルールです。
子どもの年齢やお互いの勤務時間によって、各家庭のルールはだいぶ違うようですね。
大事なのは、夫婦でしっかり話し合って納得するルールを見つけること。そしてしっかり守ることが、飲み会トラブルを避けるカギですね。
ライター:芳野美穂
ライターとして活動をしながら、保育園と小学生、ふたりの子どものママとして奮闘中。仕事は充実しているものの、旦那の仕事が忙しいため、ほぼワンオペ育児。最近の悩みは、近所に住む姑のノンアポ訪問。