2018.06.06
2021.02.25
女性は子どもが生まれると、人生が大きく変わります。生まれ落ちた瞬間からお世話が欠かせず、少し大きくなると一時も目が離せず、大人になってからだって心配の種は尽きない…そんな“自分よりも大切な存在”があらわれて、母親になっていくのです。
しかしそれに反して、巷にはて~んでのんきな夫たちも存在するようで…妻のなかには、夫のことを“大きな赤ちゃん”としか思えなくなってしまった人もいるようですよ!
1歳児に負けないくらいの散らかし放題(美里さん / 32歳 / 飲食店勤務)
赤ちゃんって、とにかく汚すじゃないですか。よだれや食べこぼし、遊び食べした食べ物、遊んだおもちゃ。ティッシュの箱や、引き出しの中身を引っぱり出して、散らかしたりすることもありますよね。
一人だけでも大変なのに、ウチにはもうひとり散らかし屋の“赤ちゃん”がいるんです…そう旦那です。
どうも、「誰かがやってくれる」というのが当たり前になっていて、「自分のものは自分で片づける」という意識がゼロ。食事の後の食器は、当然のようにそのままですし、読んだ新聞にチラシ、雑誌、脱いだ服、靴下…なんでもかんでも、そのまんま。
旦那の周りにはいつもなにかが散乱しているので、どの場所にいたかがすぐわかるくらいです。
息子は現在1歳半。仕事から帰った私は、家事に加えて息子のご飯、片づけ、お風呂。それだけでも手がいっぱいなのに旦那が帰ったら、旦那のご飯に洗濯。二人が寝てからようやくご飯の後片づけ。
それなのに。
さっきまで「旦那がいた場所」はいつも散らかり放題で…なにもかも放置して、そのまま出て行ってやろうかと思うこともしばしばです…。
仕事も趣味も、うまくいかないと「イヤイヤ期」!(菜穂さん / 29歳 / サービス業)
5歳と3歳の娘がふたりいます。下の子はちょうど、いわゆる「イヤイヤ期」を迎えています。
自分の意志を持つようになってきて、好き嫌いが激しくなり、自分のしたくないことや行きたくない場所に対する反応が、とても強く行動に出るようになっています。
でも家には、もうひとり「万年イヤイヤ期」の“大きな赤ちゃん”が…。
今年30歳になるにも関わらず、仕事でも趣味でも、うまくいかないとすぐにイライラ。「アレはしたくない」「コレはイヤだ」とわめいている旦那は、もはや「もう一人の子ども」にしか見えません。
自分ひとりのときなら、好きなだけ「イヤイヤ」してくれていいんですが、せめて娘たちの前では、動じないかっこいいパパでいてもらいたいもの。
上の娘なんかはすごく落ち着いていてお姉ちゃんなので、旦那が娘になだめられる日も近いんじゃないかと思ってしまいます…。
あんた何者?! 旦那の赤ちゃんプレイが加速中!(あかねさん / 30歳/ 看護師)
なんでしょう…長男や長女の「赤ちゃん返り」ってよく聞きますけど、大人にもあるものなのでしょうか? 結婚して2年目、ようやく息子を授かり、最初は旦那も「俺もしっかりしなきゃな」なんて言ってたんですけど…。
私が産休をとり、息子の育児にようやく慣れてきた頃、旦那は仕事でうまくいかないことが増えてきたようで。最初は、グチやちょっとした弱音だったんですけど、息子にかかりっきりの私を見ているうちに、なんと、旦那まで私に甘えるようになってきまして…。
「仕事にいきたくない」
「〇〇(息子)と同じように寝ていたい~」
とか言うようになり、「出産直後の覚悟は、どこへいったんだ(笑)」という感じでした。
あげくの果てに、「ひざ枕をしてほしい」とか「おっぱいを飲ませてほしい」とか、“赤ちゃんプレイ”まで求めてくるように…。
「疲れた僕には、ママが必要なんでちゅよ~」
とか言うのを聞いた日にゃ、
(なんだこいつ?!)と、こめかみに青筋立てずにはいられませんでした。
私、2人目を産んだ記憶はないんですが…正直、いまは息子の夜泣きでストレスMAXなので、いいかげんにして欲しいです!
子どもが生まれると、ママは子どもが中心の生活で、どうしても夫への関心は薄れてしまいがち。
夫としては、そんな寂しさからかまってほしさに甘えてしまうことも…とはいえ、一日も早くパパになった自覚をして、妻たちのストレスを軽減させてあげてほしいものです!
ライター:芳野美穂