沈むとわかっている船に乗り続けるのはおかしいと憤る妻、愛着ある船なのだから最後まで見届けたい夫。その船が自分たちの生活を支える「会社」だったら、どうでしょう。理解しあえそうでしあえない、そんな夫婦のズレが見えてきます。