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妻の負担はなぜ重い?「家事&育児の分担」への夫の言い分

コミュニケーション

2018.05.17

女性の社会進出が進むなか、男性よりも収入がある女性は珍しくありません。会社ではやらなければならないことと責任が重くのしかかり、帰宅するころにはクタクタ…。

にもかかわらず「家事育児の負担は明らかに女性の方が多い」という声をよく耳にします。

平成27年度版「男女共同参画白書」でも、日本人男性の家事参加時間は、他の6か国の半分~1/3程度。そのうち育児時間は平均39分というデータが。

そこで今回は、共働き家庭の旦那さんに「家事育児していますか?」「奥さんよりも負担が軽いのはなぜですか?」と話を伺ってきました。

妻には話していない、夫側からの思いもよらぬ見解の数々…必聴です。

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そもそも時間がない!( webディレクター / 30代男性 )

家事育児をやりたい気持ちはあるけれど、僕が会社を出るのはいつも22時過ぎ。終電で帰宅することも珍しくありません。

家に帰ると子どもは寝ているし、家の中もほぼ片付いている状態。19時ごろ帰宅する妻が全部やってくれています。

汚れたお皿が台所に放置されてたり、脱ぎっぱなしの洋服が床に散らかっている日もありますけど、そんなときも「お互い疲れているから」と、妻を責めることはないので寛容なほうだと思いますよ。

だからと言って僕が片付けることはしないのですが…。

なぜ負担が軽いのか、と言われると「時間がない」としか言えないですね。

女の人は子どもを理由に早退したり、会社を休んだりできますが、男は「仕事を最優先すべし」という暗黙の社会ルールがあるので、子育てを優先にしにくいんですよ。

妻とほぼ同じ稼ぎなので申し訳ないと思いますが、今の会社で働いている限りは家事育児の分担は難しいですね。

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共働きである以上、夫も当事者として家事や育児に向かい合うのは当然のこと。「女の人は子どもを理由に会社を休める」だなんて、あまりに勝手な言い分では?!
また、自身を“寛容”だと言うのなら、帰宅後に少しでも家事をしてくれたらと思わずにいわれません。だって、その負担は妻にのしかかるわけですから…。

ことごとく妻のダメ出しを喰らい…( 化粧品開発 / 20代男性 )

僕だって妻と一緒に家事育児をやりたいですよ。

だけど、お皿を洗えば「汚い、やり直し!」

ご飯を作れば「味が濃すぎる…」

子どもを寝かしつけようとすると「パパだと逆に目が冴えちゃう」

何をしてもダメ出しの連続。

そりゃあ、妻は毎日やっているだけあって効率的にこなしていますし、僕が手を出すことでかえって負担が増えるのもわかります。でも、頼ってほしいです。

知人の結婚式や同窓会で妻が出かける日には、「パパの腕の見せ所だ」と張り切って子どもをテーマパークに連れて行ったり、ちょっとぜいたくな夕飯を妻の分も一緒に作ったりするのですが。

帰ってきた妻には、「すぐに無駄遣いするんだから」とため息をつかれたり…。

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妻より家事育児の負担が少ない理由は、妻が自分でやりたがるからです。

家事育児を分担してる世の男性は、そんなに家事育児スキルが高いのですか?

共働きである以上、夫も家事育児をするのは当然だと思っていますが、家に帰ってなにもやらせてもらえないのは肩身が狭くとてもつらいです…。

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確かに、ママが自分でやったほうが短時間でキレイになることが多いですが、それは経験によるもの。ママだって、初めのうちはそんな上手に家事をこなせなかったはずです。「求めているクオリティの6割達成していればいい」と、大らかな気持ちでその成長を見守ってあげてくださいね。

本音で言えば妻に働いてほしくない( 広告代理店勤務 / 40代 )

結婚が決まったとき、妻には「家庭に入って、家事と育児に専念してほしい」と伝えていましたし、妻も異論はないようでした。

しかし、子どもが3歳になったころ、周囲の影響なのか「化粧品や洋服は自分で稼いだお金で買いたいから働きたい」と言い出したのです。

正直、僕ひとりの収入でも不自由なく生活できますし、たまのぜいたく品も問題ないはずです。

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ですが、「子どもとママ友だけの世界で生きていくのは息が詰まりそう」と言われたとき、さすがに可哀想に思えてきて、家事育児のクオリティが下がらないならばと、働きに出ることを許しました。

妻は今、週4回エステサロンで働いていますが、お給料はすべて妻自身の買い物に消えています。

妻にとっての仕事とは“お金が入って来る趣味”のようなもの。食費や旅行代、貯蓄にしているならまだしも、この状況で僕と家事育児を半分に分けるのもおかしな話ですよね。

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夫婦の間で、働いている目的についての理解がされていないと、お互いに不満がたまっていくのはいたし方ないこと。たとえ共働きであっても「私も働いてるんだから!」は通用しないかもしれないですね。

「うちはワンオペ育児だから」「旦那は何もしてくれない」という、妻側からの発言だけを聞くと、「ひどい」と思ってしまいがちですが、男性には男性なりの“家事育児に参加しない(できない)理由”があるようです。

妻と夫それぞれが、共働き生活の状況に「納得しているかどうか」が、家事分担のカギを握るのかもしれませんね。

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ライター:小野エリコ
恋愛・セクシャル系の媒体を中心に活動する恋愛ライター。広告の作成も手掛ける。自身の家庭はいたって平穏であるが、女性のドロドロした部分や修羅場が好物。

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