妻のピンチに何ひとつできず…(玲子さん/29歳/薬剤師)

 

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とにかく気が小さく、激しい人見知りの旦那。頼りにはなりませんが、優しい彼のことが大好きでした。しかし家族旅行で、百年の恋も冷めるドン引きな出来事があったんです。 子どもが5歳になったとき、家族3人で初めて北海道へ旅行に行きました。飛行機に乗ったり、搭乗手続きをするときにも、旦那の頼りなさは存分に発揮されていたのですが、それはいつものことなので、驚くこともありません。 しかし、その旅行中に、私が熱を出してしまったんです。「病院に連れて行って」とだけ旦那に伝えて、私はレンタカーでぐったりしていました。しかし、旦那は一向に病院に向かおうとはしません。病院の場所が分からないんです。 それなら周りの人に聞けばいいのに、モジモジして聞くこともできません。しかし私もしんどくて動くことすらできない。そんな意味のない状態が数十分続いたとき、息子が近くを通りかかった男性に「病院はどこですか?」と尋ねてくれました。 いま思えば、ナビやスマホで調べればよかったのでしょう。それすら思いつかず、幼いわが子に助けられる旦那に、ただただ幻滅しただけでした。