段ボールの秘密基地で黙々とおやつ(いくえさん/38歳/ 美容部員)

 

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口下手な夫と息子は、コミュニケーションが苦手で、すぐ間に私を入れたがります。 ある日、大きな家具が届き、それが入っていた段ボールを夫に渡してみました。そして息子には、「パパがかっこいい秘密基地作ってくれるってよ!」と伝え、そのまま買い物へ。 帰宅すると、立派な秘密基地の中で小さくなって、黙っておやつを食べる二人の姿があまりのかわいらしさに、こちらもにんまり。 それ以来、荷物が届くたびに、息子は段ボールをキープしています。週末は、二人で黙々と工作をして遊ぶようになりました。 最近は二人に頼られなくなって「ちょっぴり寂しい」と思いつつも、口下手な親子の睦まじさを、微笑ましく見守っています。

 

 

パパのかっこいいところや能力が発揮できる分野を、うまく提案してあげることで、子どもにとっても新たな興味が広がっていくきっかけになるかもしれませんね!

 

文︰namino