2019.10.02
円満な夫婦生活を送る中、ちょっとした口論になる時もありますよね。その際、夫が過去にした過ちをつい蒸し返してしまう人もいるようです。ネット上では、“旦那の過去を蒸し返すこと”についての議論が白熱していました。
過去を蒸し返す自分に嫌気が差す…
主婦のAさんは、夫に対して過去を蒸し返す発言をよくしてしまうそう。
例えば夫が風呂掃除をしなかった時には、「前にもこういうことあったよね」といった皮肉を吐露。「わざわざ言う必要のないことまで言ってる気がして、自分がイヤになります…」と悩みを打ち明けていました。
他の主婦たちも同じ悩みを抱えているようで、「カッとなった時につい夫の過去を引き合いに出すけど、あとから自分に嫌気が差す」「前に誕生日を忘れられたことを根に持っていて、いまだに言ってしまう…」「蒸し返したくなることがあると、どうすればいいのかわからなくなる」など共感の声が続出しています。
一方で、夫の過去を蒸し返すことに対して“問題ない”という意見も。
「いまだに納得いってないことは全然蒸し返すよ」「反省してる様子がなかったら言うべき」「蒸し返されるようなことをした夫が悪いわけだし、言う権利はあると思う」などの声が上がっていました。
その場で解消するのがベスト!?
夫の過去を引き合いに出す人に対して、“蒸し返さない派”の人たちからは「私が言われたらイヤな気持ちになるので、もし心で思っても絶対口には出しません」「蒸し返すと自分も疲れるし面倒くさいから言わない」「言ったところで喧嘩がヒートアップするだけ。それに過去を蒸し返したところで解決しないから、口走らないように気をつけてる」といった意見が寄せられています。
では、過去を蒸し返される夫はどう思っているのでしょうか?
ネット上では、「ちょっとした喧嘩の時に毎回持ち出されるとウンザリする…」「自分が悪いから我慢して聞くけど、本当はあまり言ってほしくない」「何度も言われると、『自分は信用されてないのかな』と感じてしまう」などの声が。過去を蒸し返されたくないという夫の本音が垣間見えました。
変に傷つけたくないとは言30、蒸し返したい気持ちをずっと我慢するのも辛いですよね。
夫婦の関係を悪化させずに、スッキリした気持ちになる方法として「喧嘩や口論をしてない時に、さらっと釘をさすくらいがちょうどいいかも」「モヤモヤを抱えたままつき合っていくのは大変だから、何かされた時は気の済むまで謝罪してもらうべき。その場で解消するのがベスト」「どうしても言いたい場合は、オブラートに包んで言ってみたら? でも、あまりしつこく言わないよう注意して」といったアドバイスがあがっています。
不満を抱えている女性は約7割!
過去を蒸し返してしまうのは、旦那への不満を募らせてる証拠。では実際に旦那への不満を抱いている人は、どのくらいいるのでしょうか? 株式会社サンケイリビング新聞社は以前、「夫や恋人への不満」に関するアンケート調査を実施しました。
126名の女性に“夫や恋人に不満があるかどうか”をたずねると、最も多かった回答は「やや不満がある(あった)」の48.8%。「とても不満がある(あった)」という人は18.7%で、7割近くの人が不満に感じています。要因としてあげられていたのは、「家事を手伝ってくれない」が31.7%で最多の割合に。ほかにも、「何でも細かい(20.7%)」「だらしない(19.5%)」「育児に参加しない(15.9%)」などがランクインしています。
同調査では、“不満をどのように発散しているのか”もリサーチ。「自分の好きなことをして忘れる(74.4%)」が1位に上がる中、「本人に直接話す(26.8%)」という人も見られます。不満があった場合、直接伝える人は意外と多いのかもしれません。
喧嘩の際には、感情的になってしまうこともあります。お互い日頃の不満を溜めないよう、うまくコミュニケーションを取っていけるといいですね。
文/牧野聡子