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立会い出産で「愛が半減」する?! 妻が〝がっくりきた〟夫の珍行動

コミュニケーション

2019.09.27

出産という命がけの大仕事に挑むとき、本来ならば夫がついていてくれるのは心強いはず。ところが夫たちは、心強いはおろか、陣痛中のママたちを激怒させる珍行動に出たのです! 「立会い出産したら、愛が高まるどころかがっくりきた!」と語る妻たちに、お話を聞きました。

 

 

iStock.com/kyonntra

■夫を黙らせようと口を開いた瞬間…(詩子さん / 29/経理事務)

ネットで読んだ出産体験記に「痛くても叫び声をあげずに出産した。自分が他の産婦さんの叫び声で恐怖が増したので、他の人を怖がらせたくなかった」というものがありました。大変なときにまで他人を思いやる行動に感激して「私も出産では叫ばない!」と決めていたんです。

いよいよ出産当日。陣痛室の産婦は私ひとりですが、いつ他の方が入ってくるかもしれません。激痛に耐えながらも、必死で声を押さえました。すると立ち合い中の夫が「映画やドラマでは結構叫んだりするのに、詩子ちゃんは静かだね。痛くないの?」と聞いてくるのです。

私が声をあげない理由を説明すると納得。助産師さんや周りのスタッフさんにも「うちの家内、叫ばないように頑張ってるけど、かなり痛いらしいっす」と説明し、スタッフさんと談笑し始めました。もともと人懐っこい性格とはいえ、苦しむ私をよそに楽しそうにしないでよ…!

そこに別の産婦さんが入室。不安そうな表情が見え、逆に「この人を怖がらせてはいけない!」と力が入った私は、ますます口を真一文字に。すると夫が、その産婦さんにまで話しかけ始め「どんな感じっすか? うちはあんまり叫ばないけど、けっこう痛いらしいっす」と余計なひと言。

「ちょっと黙ってて!」と言おうと口を開いた拍子に、激痛に見舞われ「ぎええええ!!」と恐ろしい叫び声を上げてしまいました。ここまで何のためにこらえていたんだか…お調子者の夫のせいで、信念は遂げられませんでした。

■俺の方が疲れちゃうよ(美沙子さん/34歳/コンシェルジュ)

iStock.com/Yagi-Studio

昼前にお腹に痛みを感じ、上の子を実家の母に預けてひとりで病院へと向かいました。ベッドの上で心細い思いをしているところへ、旦那が到着。ホテルのイタリアンシェフをしている旦那は、忙しい厨房に頭を下げ、わざわざかけつけて来てくれたんです。

ちょうど到着したころ、お腹の痛みが激しさを増してきて。うなる私を見て旦那は大慌て。1人目のときはどうしても仕事が抜けられず、立ち合い出産はこれが初めてです。

「どうなんですか!?」と食い入るように聞きますが、助産師は「子宮口がまだ5㎝ですからこれからですね」と涼しい顔。するとさっきまで、私の腰を必死でさすっていた手が止まり「あ、まだまだなんですね…」と明らかに拍子抜けした様子。

その後も傍について腰をなでていてくれたものの、数十分後には「まだかな? このままじゃ、俺の黄金の右手が疲労骨折するかも」などと、疲れたアピールまでする始末。来てくれたことへの感謝よりも、子どものような振る舞いの旦那に対する心労のほうが上回ったのでした。

■分娩中はかわいくない(澄香さん/30/税理士)

iStock.com/gorodenkoff

主人と私は、ひと回り以上年が離れています。ノロケますが、いつも「澄香はかわいい」とほめてくれて女の子扱い。おかげで「結婚してからますますキレイになった」と周りから言われることもしばしばです。

出産当日、陣痛が始まったころにはまだ「ついにふたりの愛の結晶に会えるんだね」なんて、恥ずかしい会話を交わす余裕もありました。が、いよいよとなるとそうはいきません。動物のような叫び声をあげ、体をくねらせる私に、主人がドン引いているのが明らかにわかりました。

あげくの果てに「鬼みたいな顔だな…」とつぶやき、腰ではなく眉間のしわをのばそうと、さすり始めるではありませんか。全身の力を振り絞っていきんでいるのに、そんな余計なことをされてはたまったものではありません。

出産を経て、急激に妻から母へとシフトチェンジした私と、主人との温度差を感じた瞬間でした。

iStock.com/gorodenkoff

味わった者でないとわからないあの陣痛の痛みのさなか、夫の珍行動に振り回された妻たち。本当にお気の毒ですが…せめて、無事出産できてよかったです(笑)。

 

 

ライター:秋元 一花
フリーライターとして活動中の現役主婦。大学卒業後に、うっかりブラック企業に入社。その後、実家の会社に拾われ、両親には頭が上がりません。結婚後は、夫の転勤と共に退職。現在は1歳の子どもと格闘しながら2人目を望んでいるものの、1人目の出産の恐怖が忘れられず、ときどき夢でうなされています。

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