2019.08.09
「正直、旦那の見た目は好みじゃなかった」と言う妻たちに、ズバリ「いま結婚生活は幸せなのか、しんどいのか?」と聞いてみました。すると、夫には絶対に言えない本音の数々が!「見た目」を取るか「条件」を取るか…結婚を決める時に悩んだ結果、後者をとった妻たちが語る「夫婦のリアル」です。
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■顔には1年で慣れました(千夏さん/30歳/ネイリスト)
うちの旦那はお世辞でもかっこいいとは言えない人。正直つきあうときも、見た目や雰囲気がタイプじゃなくてかなり悩みました。でも、優良企業に勤めているし性格も真面目なので、結婚相手としては申し分ない男性。
そんな打算と旦那の押しに負けて、結局つきあうことに。そしてそのまま結婚しました。最初は「やっぱりかっこいい彼氏がよかったな…」「玉木宏が彼氏だったらいいのに」なんて思う気持ちでいっぱいでした。
でも、つきあい始めてからずっと変わらず私を大切にしてくれる誠実な姿に、「この人とつきあって本当によかった」と思うように。プロポーズされたときも、迷いは少しもありませんでした。顔はタイプじゃないけれど、ずっといるとそんなのどうでもよくなってきます。
正直苦手系の顔だったんですが、1年くらいで慣れました。私の場合は、結婚するまえからすでに、旦那の顔を受け入れられるようになっていたので、結婚してからも顔に対しては不満を感じたことはありません。
むしろなに不自由なく生活をさせてもらって、感謝の気持ちでいっぱいです。ただ最近、薄毛とメタボが気になり始めてきたので「ダブルパンチは勘弁して!」と思っています(笑)。
■全部を愛するには見た目も大事(いずみさん/32歳/看護師)
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旦那の顔は全然タイプではありません。でも周りからのすすめもあり、条件に惹かれて結婚したんです。バツイチの友達からも「結婚は恋愛と違うから!」「顔がいいだけの男は苦労するよ」と散々聞かされていたので、現実的な相手を選びました。
でも、やっぱり見た目も大事ですね。旦那のことは嫌いじゃないけれど、いまだに顔だけは受け入れることができません。正直、夜の営みがその気になれなくて…もともと面食いなので、心底好きになれない気持ちがあります。
すべてを愛するにはやっぱり見た目も重要ですよ。旦那には申し訳ないけれど、条件面だけで結婚したことをいまだに後悔しています。「見た目と条件、どちらかを選ぶ」という極端な考えで結婚相手を決めたことを後悔しています。
■たまに感じるイラ立ち(紘子さん/27歳/事務)
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旦那は不細工ではないんですが、塩顔でいわゆる〝草食系男子〟っぽい人。私は男らしく顔の薄い人がタイプなので、好きなタイプとは真逆なんです。でも「結婚は見た目で選んじゃダメ!」と、性格や職業、収入面で安心できる旦那と結婚することにしました。
実際、結婚して5年になるけれど、旦那には特に不満もありません。タイプじゃないけど、結婚半年くらいで顔も受け入れられるようになりました。男としてというより家族として見ているからかもしれません。
でも、ふとしたときにイラッとするんです…寝顔とか、私に怒られておどおどする表情とか。旦那はなにも悪くないのはわかっているけど「その顔がイライラする!」って内心思ってしまいます。絶対に言えませんけど。
タイプじゃない旦那を受け入れたつもりでも、どこかで受け入れられない自分がいるんですかね。同じことをしても、顔がタイプだともうちょっと寛容になれているのかなって、ときどき思っています。
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タイプじゃない男性と結婚しても、多くの人が慣れ、幸せを感じているようです。でも、どんなに条件がよくても「見た目が好きになれなくて、全部は愛せない!」という本心を隠しながら、結婚生活を送っている人がいるのも事実。理想どおりの相手と結婚するのは、本当に難しいことなのでしょうね。
ライター:白藤 やよ
現役のホステスライター。20代の恋愛暗黒期を経て、男に振り回されない生き方を発見。不倫や家族の離婚問題、盗難、盗撮、交通事故…歩けば事件に巻き込まれる「リアル金田一」体質です。最近のブームは、SNS地獄にハマる女性観察。