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【体験談】家族関係まで破たん寸前〝仮面夫婦〟修復に効果的だった方法

コミュニケーション

2019.08.14

夫婦仲の悪さは、子どもの情緒や成長にも影を落とします。セックスレスどころか、会話もなく、共有する時間もほとんどない。そんな「もう離婚しかないのかな…」と思うほどに関係が悪化した〝仮面夫婦〟が、関係を修復した例をご紹介します。当時の思いと、修復のきっかけとなった方法について、取材しました。

 

■夫婦カウンセリングで家族になれた(みどりさん/37/看護師)

iStock.com/fstop123

「仮面夫婦」となって数年経ったある日。年長の娘が保育園で「家族」の絵を描いてきたのですが、なんと家が3つあって、そこには家族3人が別々に入っていたんです。娘にとっての家族のイメージを突きつけられて、愕然としました。

あまり話さなくもなっていたのも心配で、医療機関に相談。「家族療法をやってみましょうか」と提案され、旦那も一緒にカウンセリングを受けることになりました。そこで指摘されて、初めて驚いたことがありました。

私が話しはじめると旦那はぼんやりと外を見はじめ、旦那が話し始めると私も同じように外を見ていたのです。要するに、「お互い向き合うことを避けていた」のだと気づきました。

いまもぎこちなさはありますが、生活のなかでも少しずつ話ができるように。小学校にあがったころ、娘に再び家族の絵を描いてもらったのですが、3人ともちゃんとひとつの家のなかに描かれていて、涙が止まりませんでした。

iStock.com/itakayuki

■「いっしょに過ごす」ことの大事さ(大和さん/35/ペットショップ店員)

〝外面イクメン〟の旦那は、子どもたちを連れて外出するのが大好き。旦那が子どもを連れてどこかに行くときは私は単独行動し、逆に私が子どもたちを連れて外出するときは、旦那がひとりで過ごすこともあります。

ところがある日、子どもたちから「どうしてパパとママと、みんなで一緒におでかけしないの?」と指摘されてハッとしました。買い物はおろか、テーマパークに行ったときですら、いつのまにか子どもをひとりずつ連れて、別行動していたんです。

4人一緒に過ごすことはほとんどありませんでした。いっしょにいる時間がなくなると、やはり気持ちもすれちがってしまうんですね。ふと気がつけば、私たちは「業務連絡」をするだけの夫婦関係になっていました。

そのことに気づいてからは、できるだけ「家族」の時間を作ることに。すると「業務連絡」の関係から、徐々に冗談も言い合える「夫婦」の雰囲気にもどりはじめました。「一緒に過ごす」ことの大事さに、あらためて気づかされました。

iStock.com/JackF

■足りなかったのは「話し合う姿勢」(紗枝さん/32/美容師)

育児はほぼワンオペ。旦那は忙しくて夜遅くならないと帰ってきません。「どうして私だけ!」と怒りばかりがつのり、子育てもまったく楽しめませんでした。そんな私のイライラが子どもに伝わってしまったようです。

登園拒否が長引いたり、トイレトレーニングが終わったはずなのにおもらしを繰り返したり。いま思えば、私とおなじくらい情緒不安定になっていたんでしょうね。保育園の先生に相談したところ、遠回しに「夫婦仲」を指摘されました。

このままではいけないと思ったので、離婚覚悟で旦那にこの件について相談することに…覚悟を決めると、驚くほど冷静に話ができるんですね。旦那も「わかった。一緒に考えよう」と真剣に聞いてくれたので、安心できました。

これまでは話し合いすら避けていましたが、子どものことを通じて話し合う機会が増えたことで、関係修復に至りました。私たちに足りなかったのは、積極的に話し合う姿勢だったと思います。

iStock.com/itakayuki

たとえば、お気に入りの椅子の脚が壊れてしまい、修理もせずに外に置いておくと少しずつボロボロになっていきます。夫婦関係も同じで、なにもしなければどんどん修復困難になるもの。「捨てる」選択をするまえに、思い切って向き合ってみませんか? あなたの望んでいた形が見えてくるはずです。

 

ライター:矢島 みさえ
心理カウンセラーとして勤務しながら、ライターとしても活動中。オタクな母と同じ道を歩まぬよう、2人の娘には、王道のアニメしか見せていなかったにも関わらず、長女は創作活動、次女はマイナー路線への道を歩み始めていることに、少し頭を悩ませています。

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