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仕事一筋夫に知ってほしい「名もなき家事」のアレコレ

コミュニケーション

2019.08.27

みなさんは、「名もなき家事」という言葉を知っていますか?名もなき家事とは、料理、洗濯、掃除などの「名前」は付いていないけれど、誰かがやっている家事のことを言います。

名もなき家事は言葉にできない分、その大変さは当事者でないと分かりません。「自分だけいつもバタバタしてる」と思うなら、一度名もなき家事について家族で話し合ってみませんか?


<名もなき家事とは?>

名もなき家事とは、掃除、洗濯などといった、誰もがその作業やかかる時間を思い浮かべられる家事とは違い、やっている人以外は家事だと認識していない家事のことです。

例えば、トイレ掃除は定期的に誰かがしなければならないことは知っているけれど、トイレットペーパーがなくなった時、新しいものと交換し、芯をゴミ箱に捨てるという作業は、やっていない人にとってみれば、いつそんなことが行われているのか、それにどれくらい時間がかかっているのかなんて想像もつかない、まさに「存在しない家事」なのです。

この「名もなき家事」、1つ1つはたいした時間がかからなくても、積み上がるとメインの家事(名のある家事)をおびやかすくらいの労力が必要になります。

このことを分かっていない人が多いんですよね。特に家事を妻(夫)に任せきりの人に。

 

 


<名もなき家事トップ10>

共働き夫婦を対象に2017年ダイワハウス工業が行った「名もなき家事」についての調査では、数多くの名もなき家事が、その担い手によって挙げられました。

その中でも、多くの人が名もなき家事として挙げた作業は次の10個です。多い順からご紹介すると、

1位:裏返しに脱いだ衣類・丸まったままの靴下をひっくり返す。

わかります!干す時かたたむときに、すごく時間がかかりますよね。疲れているときには嫌がらせのように感じてしまうかも。

2位:玄関で脱ぎっぱなしの靴の片づけ・げた箱へ入れる/靴を揃える。

玄関を開けたら、この家一体何人家族?という状況になっていることってありますよね。子どもは揃えるのに夫は全くダメという意見もありました。

3位:トイレットペーパーの補充・交換。

これも、地味にストレスのたまる作業ですね。

4位:服の脱ぎっぱなしを片づける・クローゼットにかける/脱ぎ捨てた服を回収して洗濯カゴへ入れる。

まるで脱皮するように、玄関からお風呂場まで点々と服が脱ぎ捨てられている状況に頭を抱える人も多いのでは。特に男性に多そうです。

5位:食事の献立を考える。

「何が食べたい?」「何でもいいよ!でも美味しいのがいいなあ」こんな不毛な会話を経験した人も多いのでは。

6位:飲み終わったコップやペットボトル・空き缶を片づける/洗う。

ジュースを飲んだら飲みっぱなし、ビールを飲んでも缶はそのままという人、これ地味に大変なんですよ。

7位:子どもが散らかしたオモチャなどの片づけ。

8位:シャンプー・洗剤・ハンドソープなどの補充・詰め替え

9位:資源ゴミの分別・仕分け

ゴミの分別は誰でも面倒くさい作業です。できればやりたくないと思う気持ちは分かりますが。

9位:お風呂や洗面台の排水溝に溜まった髪の毛を取り除く/お風呂の排水溝の掃除・網変え。

1つ1つは本当に大したことない作業ですが、これを1人だけがやるとなると、文句の1つも言いたくなる気持ちがわかりますよね。

 

 


<名もなき家事を知ってもらおう~ワンオペ家事からの解放~>

名もなき家事は、やっていない人たちにとってみれば、そんなことに時間を取られているなんてみじんも思っていないのです。よく、ワンオペ家事の負担について、夫(妻)に不満を漏らしても、この名もなき家事を妻(夫)がやっていることを知らない側は、

・家事は家電がしてくれるから、そんなに負担はないだろう。
・昔の家電がない時代に比べたら、随分楽になっているはず。
・自分は仕事を頑張って、妻(夫)より収入を得ているのだから、家事にかける時間はない。

などと主張し、喧嘩になってしまうのです。せっかく共に人生を歩もうと一緒になったのに、片方だけに家事の負担を強いる生活では、いつか破綻してしまいます。

そうならないためにも、この「名もなき家事」の存在を、その負担の大きさをぜひ相手に知ってもらいましょう。そのためにどうすればいいかを考えてみました。

1.わが家の「名もなき家事」リストを作る。

家事のやり方は家庭によって千差万別。上に挙げた「名もなき家事」以外に、わが家独自の「名もなき家事」はたくさんあるはずです。それをリストアップしてみましょう。わかる範囲で、それにかかる時間を横に書いておくとより具体的になります。

2.名もなき家事リストを資料として、夫(妻)にプレゼンテーションする。

何せ、名もなき家事なるものがこの世に存在していることを、今まで知らなかった人たちです。目に見えるリストを突きつけ、名もなき家事の存在を認知してもらいましょう。

3.家事の分担や、それをするべきかを話し合う。

リストを元に、家族で分担を決めたり、子どもたちにも周知させたりしましょう。もしその家事をやらなくても、誰も不自由を感じないなら、無くしてしまうという決断もあります。

4.メインの家事の効率化を図る。

相手に家事をするだけの時間が本当になく、これ以上の改善が無理そうなら、名のある家事(掃除・料理・洗濯)の負担を減らす方法もあります。

今流行りの時短家事をしたり、家電を購入したり、時には家事代行を頼むなどをすれば、メインの家事にかかる時間を減らすことができます。


<自分の家事年収を調べてみよう>

前述した大和ハウスのホームページには、「家事年収シミュレーター」といって、名もない家事も含め、家事にかかる時間を入力していくと、最後に自分の家事年収を表示してくれるページがあるので、ぜひ夫婦で「家事のお仕事」をどれくらいしているかシミュレーションしてみてください。どれだけ不公平な家事分担をしているか、相手にしっかり確認してもらいましょう。

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