2019.08.16
突然ですが、夫婦で一緒に寝ていますか?寝室が一緒の夫婦や、寝室が別の夫婦、それぞれいらっしゃるかと思います。今まで一緒の寝室で寝ていたけれど、子供が出来たことを機に寝室を別にした夫婦など、夫婦の形はさまざまです。
寝室を別にする場合は、「ママ+子」と「パパ」に分かれることが多いかもしれません。この組み合わせで寝室を別にするとどういうことが考えられるのか、寝室を別にした場合のメリット・デメリットを紹介いたします。
■夜は子供の育児に参加してもらいにくい
子供がある程度大きくなれば朝までぐっすり寝てくれるかもしれません。しかし、まだ子供が小さい場合は夜にぐずってしまうことも少なくないですよね。そんな時、夫婦別の寝室の場合は、パパがぐずっていることに気づけず、ママのみで対応しなくてはいけなくなります。
パパがいる時に2人で子供の面倒を見たいと思う場合には、ママが大変になってしまいます。また、夜に眠れないことで寝不足になり、日中の育児や家事、お仕事にも影響が出てしまうかもしれません。
ママもパパも日中は大変な思いをしているので、夜は夫婦協力して育児ができる環境というのも望ましいですよね。お互いに睡眠時間が確保できるよう、交代しながらぐずる子供をあやすというのもいいかもしれません。
しかし、パパは仕事をしているので夜は寝かせてあげたいというママもいるかもしれません。そんな夫婦は、寝室を分けることによってお互いのストレスが軽減されるかもしれません。パパは子供がぐずってしまうことを気にせず、ゆっくり寝ることができますよね。
ママもパパが寝れなくなってしまうとプレッシャーを感じることなく、ぐずっている子供をあやすことだけに集中できます。この場合は、休日だけでもパパが子供と寝る日を作ってくれると、ママも寝ることができるのでいいですね。
■生活リズムがずれていても問題ない
子供がいるとどうしても子供優先になりがちです。今まで生活リズムを合わす事のできていた夫婦も、子供が生まれたことにより、パパより先に寝室に入ることも出てきます。
そんな時、夫婦が別の寝室で寝ている場合は、子供が寝た後にパパが寝室に入ってきて子供の目が覚めてしまうという心配がありません。そして、ママも子供と一緒に寝につくことができるので、ぐっすり眠れることができるようになります。
睡眠時間が短いとなかなか疲れが取れずにイライラしてしまうなんてことも出てしまいます。子供と一緒に寝て、子供と自分だけの生活リズムで過ごす事により、睡眠が取れ、精神的に余裕を持つこともできます。
パパも、ママや子供を起こしてしまうというプレッシャーなく寝室に入ることができるのはいいですね。
しかし、相手のちょっとした変化に気づくことができなくなります。睡眠時に呼吸が止まっている睡眠時無呼吸症候群になっている場合など何かあった時に、別の寝室で寝ていると気づきにくくなります。
今週はお疲れ気味だけど体調は大丈夫だろうか等、ちょっと相手の体調が心配だなというときには一緒に寝られる環境があるといいかもしれません。体調変化に気づける一番身近な人は夫婦ですもんね。
■1人の時間が持てるようになる
育児をしていると1人で過ごす時間はほとんどありませんよね。子供が寝た後だけが自分の時間だったりもします。そんな時に、夫婦で同じ寝室の場合は1人の時間がなくなってしまいます。
1人で本を読んだり、インターネットを見たり、動画を見たり、そんな1人で過ごせる自由な時間がなくては、ストレス発散ができずに息詰まってしまう原因にもなるかもしれません。
ママもパパも親であると共に、1人の人間です。もともと1人の時間が好きだったという方は、日々の中でリラックスし、無になれる環境は大切ですよね。
反対に、2人の時間がなかなか持てなくなってしまう場合もあります。子供ができるとスキンシップを取る機会がガクッと減ってしまうことも珍しくありません。そんな中で寝室を別にしてしまうと、さらにスキンシップできる環境が減ってしまいます。
2人目以降の子供が欲しい夫婦はそうなってしまうと少し寂しい気がしてしまいますね。夫婦別の寝室がいいけれど、スキンシップの機会が減ってしまうのは嫌だという方は、付き合っていた頃にお互いの家に泊まりに行った気持ちを思い出して、それぞれの寝室にお邪魔するということも楽しいかもしれません。
■まとめ
夫婦一緒の寝室にする場合と、別の寝室の寝室にする場合でそれぞれメリット・デメリットがありましたが、どうすることが一番いいのかを決める事は、なかなか難しいですよね。
自分たち夫婦がお互いに余裕を持って過ごすためにはどちらがいいのか、きちんと話し合わなければいけません。試しに別にしてみたけれど、やっぱり一緒の方がいいねということもあり得ます。
寝室が別だから夫婦仲が悪い、または悪くなるという考えは一切捨てて考えてみてください。寝室が別だからこそ、心の余裕が生まれ、夫婦仲が良くなることもあるかもしれません。
逆に一緒にいないと寝られない、一緒に寝ることが精神安定につながっていたんだと思う事もあることでしょう。夫婦の形は家庭によりさまざまです。お互いによりよい選択ができるといいですね。