■独自のルールに縛られた家事に参加するのは本当に苦痛

義理の家族の家に行ったら、嫁として食事の後片付けや手伝いなどは率先して行うことになります。 家事の手伝いをしなくてはならないと考えるだけでもストレスが溜まるのですが、実際に義理の家にお邪魔して家事の手伝いをするとなると、勝手が異なるため色々な面でストレスを感じることになるのです。 ・お皿はAの洗剤で、お鍋はBの洗剤で洗うこと


・洗ったお皿は、この順番で乾燥棚に並べること


・食洗機は1日に1回しか使わないこと


・食器の並べ方は右の棚に準じること 上記で挙げたのはあくまでも一例ですが、各家庭独自の台所ルールというものが存在するのは事実です。結婚当初は、片づけや手伝いをしてくれるだけで良い嫁と言われるかもしれません。 しかし年を重ねるごとに、しっかり実家のルールも覚えてくれないと困るというように評価基準が変わってくるため、嫁は義母の期待に応えるべく夫の実家の細々しいルールをしっかり覚えていかなくてはいけないのです。 特に台所は女性が家庭で守るべき場所という認識がまだまだ高いため、「台所での振る舞い=嫁の評価」になってしまうケースも多いのです。 男性は、そんな嫁姑の台所バトルにとても疎いので、妻が実家の台所で苦労しているなど全く考えにないということも多く、嫁がさらにストレスを募らせる原因ともなるのです。

 

■寝る時間や起きる時間にも気を遣うから正直休めない

義理の家族の家に寝泊まりする場合、義理の家族の生活リズムに合わせる必要があります。 夫にとっては自分の実家なので、寝る時間や起きる時間に関して気を遣う必要は一切ありません。場合によっては、「息子は疲れているから」という義母の一声で昼過ぎまでの睡眠が許可されることもあります。 しかし、嫁がそれをしてしまったらどうなるでしょう。「なんて怠惰な嫁!」というレッテルを貼られ、株も一気に下がってしまいます。 そうならないためにも、義母が朝5時から朝食の準備をするのであれば、それに合わせて起床して義母を手伝い、またみんなが夜1時まで起きてゲームなどをするのであれば、どんなに疲れていても嫌な顔をせずに付き合わなくてはいけません。 義理の家族に悪い印象を与えないようにするため、色々な面で気を遣わなくてはいけなくなるため、嫁は肉体的にも疲れるだけではなく、精神的にも疲弊してしまうのです。