リサイクルを勧めてみたところ…(まどかさん/28歳/美容部員)


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私は不要なものはできるだけ処分して、スッキリ生活したいほう。対して旦那は、まったく物が捨てられません。容赦なく断捨離する私に「物を大事にしないよな~」とか「冷酷極まりない」と嫌味を言ってきます。 彼いわく「すべての物に思い出があり、使わなくなったいまも当時のことを思い出すために残しておきたい」のだそう。もちろん私が捨てていいのは自分の物だけ。彼の物を無断で捨てようものなら、なにを言われるかわかりません。 だから私がどれほど断捨離しても、家のなかには物があふれかえってしまうんです。しかももう使わないガラクタばかり…そこで最近では、リサイクルを勧めるようにしています。 「捨てるのは確かにもったいない。でも使われないのは、もっともったいないと思わない?」


「どうせならあなたより、これを必要としている人に使ってもらいましょうよ!」 そう言って彼をリサイクルショップに誘導します。実際に不要なものがお金になり「ごほうび感」を知った彼は、以前より少し断捨離に対して積極的になってくれました。

 

 

 

文:葛西 明