■「私は父に捨てられた子」という劣等感が消えない(明菜さん/35/事務)

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いまどき親の離婚なんて珍しいことではありませんよね。でもうちの場合、父が不倫相手と駆け落ちをして離婚したんです。母もショックだったと思いますが、パパっ子だった私にとって、父が突然いなくなったことは信じたくない現実でした。 そのため「私は父に捨てられた子」という劣等感が心のなかに沁みついてしまって。もう何年も前のことですし、私も母も離婚のショックから立ち直れてはいますが、この劣等感が消えることは一生ないですね。 旦那はとてもやさしく誠実で、不倫なんてしないタイプだと思っています。夫婦仲だって、誰もがうらやむくらい円満です。なのにふとしたときに「私は父に捨てられた子だから、旦那にも捨てられるかもしれない」と言いようのない恐怖が湧き上がってきて。 旦那を信用できないというより、「自分は価値のない人間」と自己肯定感が低いことが問題なのかもしれません。「そんなことないよ」「もっとまえ向きに」とアドバイスをくれる友人もいますが、愛されているのか不安でいっぱいです。 この劣等感をどうやって克服したらよいのか、本当にわかりません。