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〝専業主婦〟になった元バリキャリ妻「夫に感じるモラハラ感」に我慢の限界

コミュニケーション

2019.06.25

仕事にやりがいを感じ、朝から晩まで猛烈に働いてキャリアを積んできた〝バリキャリ〟女性たち。しかし結婚後は「家にいてほしい」という夫の希望にしたがって、専業主婦になってみたら…思っていたのとまったく違う「憂鬱な現実」にウンザリ。元バリキャリママたちは、どんなところに限界を感じたのでしょう? 意外と根深い、夫の「家にいてほしい」願望の闇とは!

 

 

■「今日は何してた?」の質問が毎日(麻央さん/34/パート)

iStock.com/skynesher

かつては、大手損害保険会社に勤めていました。旦那とは職場結婚です。早朝から夜遅くまで働き、大変でしたが仕事にやりがいも感じていました。妊娠をきっかけに「ハードな仕事と育児との両立は難しいから、仕事を辞めたら?」と旦那に言われ、泣く泣く退職。

私の収入がなくなると、日増しに旦那の態度が大きくなっていきました。そして、なにかにつけて「稼いでいるのは俺だろ!」と…本当は自分が上位に立ちたいから、私を退職させたかったのかもしれません。

娘を出産してからの毎日は、目の回るような忙しさで睡眠不足になりました。でも、うとうとしているときに旦那が帰ってくると「専業主婦は、昼寝もできてうらやましいよ」なんて嫌味を言われることも。

そして、毎日「今日は何していた?」と聞くんです。そのたびに「朝起きて洗濯をして…」と一日の報告をするのですが、まるで監視されているような憂鬱な気分に…。

そんな日々に決別すべく、娘が1歳になったとき、必死に旦那を説得してパートに出ることにしました。いずれ旦那より稼いで見返してやることがいまの目標です。

■「家から出したくない」という旦那の意思(夕実里さん/36/英会話教室講師)

iStock.com/Kritchanut

以前は商社で働き、日々多忙を極めていました。旦那も残業や休日出勤が多く、結婚したのにすれ違いの生活。そんなある日、旦那が「結婚したら家にいて、自分を支えてくれると思っていたのに…」と本音をもらしました。

この言葉を聞き〝離婚の危機〟という文字が頭をよぎり、家庭に入ることを決心しました。しばらくして息子が生まれ、育児に大きな喜びを感じていたのですが…周りの友人たちはみんないきいきと働いているので(このままでいいのかな?)という焦りが出てきて。

息子が1歳になったころ「そろそろ仕事がしたい」と旦那に相談すると、「俺が働くから家にいてくれよ!」と頭ごなしに却下。「せめて英語の勉強がしたい」とお願いすると「英語なんて、いまさら必要ないでしょ」と言われてしまいました。

どうしても家から出したくないことがわかったので、自宅でひそかに英語の勉強をはじめ、ある程度の実力がついたところで英会話教室講師の面接を受けて合格。旦那はとても驚いていましたが、短時間勤務なのでしぶしぶ承諾してくれました。

あのまま言う通りにしていたら、一生家から出られなかったと思います。

■稼いでいる人が偉いの?(美佐江さん/38/パート)

iStock.com/praetorianphoto

以前は食品メーカーで広報の仕事をしていました。仕事が楽しくて続けたいと思っていましたが、結婚するときに「仕事と俺、どっちをとるの?」と聞かれ「仕事」とは言えず…結婚したら家庭をしっかりと守るもの、と自分に言い聞かせて仕事を辞めました。

家庭に入って1年目で娘が生まれ、掃除、洗濯、買い物、子どもの世話をしているとあっという間に夕方に。その後、旦那が帰るまでに急いで夕食やお風呂の準備。「専業主婦が暇なんて誰が言ったの?」という忙しさです。

旦那は私が仕事を辞めてから、お金に厳しくなり「今日はどれくらい使ったんだ?」と、検閲するように毎日家計簿をチェックします。「俺が稼いだ金なんだから大事に使えよ」という気持ちが見え見えで、ウンザリ。

「稼いでいる人が偉いの? だったら私も働きたい」と言ったら、「家庭を守ることが最優先だろう!」と激怒されました。そこで、私は将来の家計設計を見せ「家の購入や教育費はこれだけかかってくるんだよ」と説明。

旦那だけの給料だと、将来が厳しくなることをやっと理解してくれました。いまはパートで働いていますが、正社員で働けるところを探すつもりです。

iStock.com/Bulat Silvia

妻が専業主婦になったとたん「自分が家計を支えている」という自負から、強気になる夫は多いよう。妻の優位に立ってやりたいことや意志を押さえつける姿は、もはやモラハラそのものです。専業主婦という立場にいることが、夫との上下関係を生んでいる憂鬱を感じたら…環境を変える準備を考えてもいいのかもしれませんね。

 

ライター:小森雪代
広告代理店・出版社・編集プロダクションを経て、フリーライターに転身。ゴロゴロしたい願望とは裏腹に、夫と高校生の娘と暮らしで、苦手な家事と仕事に追われる日々を送っています。酒量と体重が増えつつあるものの、仕事後のビールがなによりの楽しみ。

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