全力を出し続けた結果“嫌われ者”に…

実は芸能界にも過剰なアピールやスキンシップが要因となって、人気が下降してしまった人気女性タレントが。昨年9月放送のバラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に登場し、自身の失敗談を語ったのが鈴木奈々さん。彼女はかつて有吉弘行さんから「1本1本全力で丁寧に」というアドバイスを受けたものの、全力を出しすぎたところ世間から嫌われてしまうことになったのです。

 

鈴木さんがアドバイスを参考にして実行したのは、「エピソードトークは大声で2回同じことを言う」「MCに少しイジられただけで超ハイテンション」といった行動。とはいえ彼女の強引とも言えるアピールは、視聴者を“ドン引き”させることになってしまったそう…。

 

しかしその後も鈴木さんの勢いは止まらず、黒柳徹子さんやデヴィ夫人を叩くなど大御所相手にも過剰なボディタッチ。現場さえ盛り上がればいいという彼女の考え方が、結果的にさらなる世間の反感を招いてしまいます。やがて鈴木さんは、全力は出していたものの“丁寧さ”を忘れていたと気づくことに。そんな経験を踏まえた上で、最後に「全力で頑張るときこそ周りの気持ちを考えよう」という教訓が掲げられていました。

 

何気ない行動や仕草でも、どのように受け止めるかは相手次第。コミュニケーションを図る際は、思いやりの心を忘れないようにしたいですね。

 

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文/河井奈津