“緊張する”ことをポジティブにとらえては?

努力が足りていれば緊張は吹き飛ぶという井上さんですが、逆に適度な緊張感はむしろ必要という声も。明石家さんまさんは、以前出演した『今だから話します ~平成最後にアスリート初告白SP~』(日本テレビ系)の中で緊張についての考え方を語っています。

 

番組の中で、ある選手に「人前だと緊張して上手く話せない」という悩みを相談されたさんまさん。しかし自分も緊張することがあると告白し、「お笑い芸人は特にね、緊張しない人は売れないんですよ」と緊張するのは悪いことではないとコメントしました。 「何を話しているかわからなくなる」と悩む選手に対しては、「個性やから! 緊張キャラ」と優しくフォローするシーンも。

 

スタジオにいるアスリートも同意見のようで、たとえば競泳選手の松田丈志さんは「たぶん準備の量だと思うんですよ」と緊張についての持論を展開。「僕も緊張しいだし、緊張する選手の方がなんだかんだよく練習する」と、さんまさんの意見に共感しています。

 

いざという時、緊張しすぎて普段の実力が出せないのは困りもの。上手にメンタルをコントロールして、緊張と上手につき合えるといいですね。

 

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文/長谷部ひとみ