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PTA役員〝謎の係〟は人数合わせのため?! ママたちの「それって必要?」の声

コミュニケーション

2019.01.29

保護者と先生の協力のもとに学校運営を支える団体であるPTA、その活動に関しては多くの疑問や議論が交わされることも多々あります。なかには、古い掟をそのまんま引きずっていたり、誰も反対しないから、といった理由で存在する〝謎の係〟があるようです。ママたちの声を聞きました。

 

古いルールが改正されないままに…(美幸さん/36/営業職)

子どもの通う小学校には、「子どもが在学中に必ず1回はPTA役員をやる」という暗黙のルールがあります。ただし、このルールができたのはだいぶ昔のこと…まだこの辺りに住宅街やマンションが建つ前で児童の数が少なく、11回やらないと人数が足りなかったころの話。最近は住宅地開発のために世帯数が激増、子どもの人数が多くなったので状況はかなり変わっています。

「それなら11回ルールを撤廃すれば良いのでは?」と思いますが、その不文律の改正に着手する勇者もいないまま…人数合わせのため〝謎の係〟を増やす方向にいってしまったのです。

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例えば…PTAの集まりのときにお茶を購入して配る「お茶係」。催しやイベントに花を用意して彩りを添える「お花係」。仕事の手分けや班分けなど、なにかにつけて名簿を作成する「名簿係」など。

どう考えても「それは必要…?」と疑問だらけ。そんなことより、早く「11回ルール」がなくなることを、心から願っています。

「イベント宣伝係」ってチラシ作成では!?(真奈さん/33/広告デザイナー)

昨年度にPTAの委員を経験しました。低学年の間は勝手がわからなくて大変ですし、高学年になるとなにかと大変な役割を任されることが多いと聞いたので、子どもが3年生のときに立候補しました。

私が任されたのは広報委員のなかに昨年新設されたという「イベント宣伝係」。内容はよくわからなかったのですが、「名前からして、チラシとか作って配布する係でしょ、仕事の延長じゃん楽勝!」と踏んだのですが…この判断が大間違い。その係の主な仕事は「自分のSNSでイベント紹介の記事を書いて発信・拡散すること」だったんです!

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実はこの係を立ち上げたママはSNSが大好きで、ゴリ押し気味に係を作ってしまったんだそうで…楽しかったのかお手の物だったのか、引き継ぎ資料には〝魅せ方〟から更新頻度まで事細かな説明がびっしりで、読み解くのもひと苦労!! 

恥ずかしながら、いまだにTwitterInstagramもやっていない私にできるのは、数年間ほったらかしのFacebookに載せるくらい…当然見ている人もいないので、集客にはまったくつながらず。

そんな開業休業状態で肩身の狭いままに1年間をやり過ごし、次の年度には前任者の資料をそのまま引き継いだのですが、あっさりと「これは無理」という話になったそうで、その係自体がなくなったそうです。私も無理をせず最初から「できない」と言えばよかった!!

PTAの健康を守る「体調管理係」(奈津子さん/39/介護士)

上の子が4年生、下の子が2年生のときに、PTAの役員をやりました。主な役職は「代表」「書記」「会計」の3役なのですが、それ以外に「その他」という係があったんです…要は役員の人数が多いので「何か役目を作らねば」となったようで。

基本的には、「書記」が作成した議事録を印刷・配布するだけの「書記補佐」といったような係なのですが、なかでも私が驚いたのが「体調管理係」。名前からして「子どもの体調や健康促進に関わる係」かと思いきや、なんと「PTAの集まりに来た保護者たちの体調を気遣う係」なんだとか。

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PTAの集まりがあるとき、夏は熱中症予防として塩飴を配ったり、冬は手作り加湿装置を設置したりする係なのだそう。エアコンの温度調整もこの係の仕事のひとつですが、「それくらい、気づいた人がやったらいいんでは?」と突っ込みたくなりました。

仕事自体は本当にラクそうでしたが、「そもそも役員の人数減らせばいいんじゃ?」と心から思いましたね(苦笑)。

時代や周りの環境によって、物事の事情はだいぶ変わってきます。仕事のやり方や組織の仕組みを改善するのがいいとはわかっていても、任期は基本的に年度替りの1年間。悩んでいるうちにあっという間に代替わり、なんてケースがほとんどです。でもあまりに窮屈や理不尽を感じたら…後輩ママたちのために、小さな声をあげてみませんか?

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ライター:矢島みさえ
心理カウンセラーとして勤務しながら、ライターとしても活動中。オタクな母と同じ道を歩まぬよう、2人の娘には、王道のアニメしか見せていなかったにも関わらず、長女は創作活動、次女はマイナー路線への道を歩み始めていることに、少し頭を悩ませています。

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