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午前中で終了!?変わりつつある子どもの運動会事情

コミュニケーション

2019.02.23

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最近の幼稚園や小学校の運動会が以前とは少し変わってきているというのはご存知でしょうか?幼稚園や小学校のお子さんをお持ちの方であれば、自分が子供のころの運動会と比べると明らかに変わってきているというのは実感しているはずです。

では、どんな風に変わってきているのでしょうか。その理由も気になりますよね。

■開催時期の変化

以前は運動会と言えば、体育の日のある10月がほとんどでしたよね。ですが、今は春に行うところが多くなってきているのです。春に行うと幼稚園の年少さんや小学校1年生はまだ入園や入学したばかりの時期となってしまいますよね。

体育の日はもともとは東京オリンピックの開催式が行われた日を国民の祝日としたものですが、それが現在ではハッピーマンデーということで、10月の第2月曜になり、さらには2020年からは名称がスポーツの日になるそうです。

もちろん、この体育の日とは関係ないのですが、もともとは日本は農業従事者が多く、春から夏にかけては農作業が忙しいということで秋に行われるようになったようなのです。

ではなぜ、春に開催されるようになたかというと、秋には様々な学校行事が多いということもひとつの理由となっているようです。代表的な行事と言えば、小学校や幼稚園であれば、遠足でしょうか。もう少し上の学校になると文化祭が秋に行われていますよね。

それに加えて、気象の変化があります。以前は10月に台風がくるということはほとんどなかったのですが、最近は10月であっても強烈な台風が日本に上陸するようになっています。その台風による中止をきらって春に行うようになったというのも理由の一つなのです。

■昼で終わる運動会

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学校によっては、午後1時ごろで終る運動会もあるようです。以前は朝一番で開会式。ラジオ体操などの準備体操から始まり、午前の競技。昼休憩は家族でお弁当。その後は午後の競技があって閉会式となっていましたよね。ですが、午前で競技が終わってしまい、家族で弁当を食べる時間もないのです。

なぜ、こういった運動会になってしまったのでしょうか。これは、どうやら、共働きの家庭が増えたことにも原因があるようです。実際に保護者から「共働きの夫婦、母子・父子家庭などの負担に配慮し、弁当の必要のない午前中だけの運動会をお願いします」といった意見があったようで、これに対処した形となっているようです。確かに弁当を作ったり、朝早くいっていい場所をとったりといった負担はあるのかもしれません。

また、小学校に英語の教科が増えるといったこともあり、教員の負担を減らす目的も、理由の一つとなっているようです。確かに運動会はただそれを行うだけではなく、予行演習や競技の練習の時間も必要とします。ですが、授業そのものが増えてしまうと、これらを行う時間も少なくなってしまいます。ですから、将来を考えてのことというのもあるのかもしれません。

■昼で終わるための時短の取り組み

運動会を昼で終わらせるためには、競技内容を減らしたり、時間がかからないようにしなければなりませんよね。まず、入場行進などの時間のかかるものは廃止されているそうです。

また、競技においても、かけっこなど、複数人で同時に競うものはレーン数を増やすことで、全体にかかる時間を少なくしているようです。リレーなどに関しては、今まで4人だったものを3人にしたりといった具合です。クラス対抗リレーなどは運動会における花形競技みたいなもので、10人といった大勢でリレーをしていたのですが、これも5、6人にかなり人数を減らしているのです。

競技自体なくなったもののありますし、玉入れなどは競技時間そのものを短縮しているようです。

■競技内容の変化

最近の運動会では、行われる協議そのものにも変化があります。まず、組体操は簡素化したものにしたり、組体操そのものを廃止している学校が多くなっています。これは、競技の安全性を考えてのことになります。組体操に関しては、以前、死亡事故が起こったこともあり、それ以降安全性が問題視されていますよね。

廃止になった代わりとしてダンスを取り入れている学校も多い様です。実際に中高ではダンスが授業の科目になっていたりもしますから、ダンスが入るのは不思議なことではありません。以前ならダンスといえば、フォークダンスだけでしたよね。

騎馬戦も安全性の面から廃止している学校が多くなっています。また、玉入れに関しても競技の方法を変えているようです。以前は子供たちが籠を支えていたのですが、代わりとして先生が籠をもって逃げ回り、その籠に玉を入れるというものです。

玉入れにも危険性はあります。落ちてきた玉が当たるのですがことと、地面に落ちた玉を拾って投げるため、砂を一緒に投げることになり、その砂が目に入ってしまうということのようです。

■まとめ

開催時期だけでなく、プログラムの内容や全体の時間までも変わってきた現在の運動会。様々な理由があるのはわかりますが、それはほとんど大人の事情というもので子供たちには関係のないことも多いのではないでしょうか。

実際に競技が少なくなったり、時間も短くなり残念に感じている子供たちも多いようです。時代の変化というのもわかりますが、大人の都合を子供たちに押し付けるのではなく、大人も子供も楽しめる運動会を模索していかないといけないのかもしれませんね。

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