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初めての家庭訪問 おもてなしのマナーとは

コミュニケーション

2019.08.04

子どもの小学校入学を控えるママは、学用品の準備とともに入学してからどういったイベントがあるのか、送り迎えはどうすればよいのかなど、先輩ママに聞いたりインターネットで調べたり情報収集している方が多いようです。
そんな疑問のひとつが「家庭訪問」ではないでしょうか。

小学校に入って初めての家庭訪問は、地域や小学校によっても異なりますが、一般的には4月~5月が多いようです。意外と小学校に入ってすぐですね。

そんな家庭訪問の事前準備についてご紹介したいと思います。


■そもそも家庭訪問の目的とは?

家庭訪問は、先生がお子さんの家庭での様子を知るため、また、先生が親と学校での様子を共有するためと思われている方が多いのではないでしょうか。

しかし、それだけが目的であれば、わざわざ先生が各家庭に出向いてお話しする必要はありません。

では、一番の目的は何かというと、「先生が子どもの通学経路を知ること」なのです。意外なように思えるかもしれませんが、先生にとってはこれは重要なことです。

登下校途中で何か起きたときはすぐに駆けつけられるよう、また、通学路周辺の環境や安全性を確認するために、入学時に学校に提出した略式図を元に、実際に歩いてみているそうです。

親とのコミュニケーションや家庭での様子を把握することは、そこに付随するものとも捉えられます。先生にとっては、家にたどり着くまでが家庭訪問の目的の大半を占めているということですね。

それでは、家庭訪問で先生をお迎えするママにはどのような準備が必要なのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

 

 


■家庭訪問のマナーその1:玄関先では左上右下を意識する

最近は玄関先で軽く話して帰るスタイルの家庭訪問も増えてきています。「どうぞお上がりください。」と促しても、「玄関で失礼します。」とおっしゃる先生は多いようです。家庭訪問の目的が前述の通りなので、こういったスタイルが増えてきているのは納得できますよね。

玄関先でお話しする場合には、以下のようなことに注意するとよいでしょう。

・できれば座布団を用意し使ってもらう
・室内から玄関扉を正面に見て、左側に座ってもらう

玄関先でお話しされる先生の場合、「立ち話で結構です。」とおっしゃる先生もいらっしゃいますが、1日に複数の家庭を回られる先生は、長時間立ちっぱなしになってしまいます。その点に配慮し、座布団を用意して座ってもらうのがよいでしょう。

また、座る位置については、日本の伝統礼法である「左上右下(さじょううげ)」が参考になります。これは、自分から見て「左側に上位の人、右側に下位の人」を位置する考え方です。つまり、ママから見て先生が左側にくるよう座ってもらうというのが基本になります。


■家庭訪問のマナーその2:リビングや床の間では上座と下座を意識する

部屋の中でお話しする場合にも、座る位置が大切になります。床の間のような和室にお通しする際には、床の間を背にする形で座ってもらうのが正式な上座の位置となります。

最近増えてきているリビングと続いたようなカジュアルな和室、もしくはリビングそのものにお通しする場合には、出入り口から遠い席へ案内するのが基本になります。

また、2人掛け以上のソファーや長椅子がある場合には、そちらが上座となります。

しかし、上座からだとキッチンが見えてしまう、先生から見た印象があまり良くないという場合には、位置を調整しても問題ないでしょう。

家庭訪問は一般的な礼儀を重んじすぎる必要はありません。上座以外にお通しするのがどうしても気になるという場合には、「下座となってしまうのですが…」と一言付け加えておけばよいでしょう。

 

 


■家庭訪問のマナーその3:お茶やお茶菓子について

あらかじめ、学校からの案内に「お茶などのご配慮は不要です。」というようなことが書かれている場合があります。その言葉通り、本当に出さなくても問題ないのか心配になることもあるでしょう。

先生の立場からすると、全家庭で出されたお茶をいただくわけにはいかないため、ない方が気を遣わなくてよいそうです。

しかし、口をつけられなかったとしても、形式的に出した方が無難という意見も。

不安な場合には、緑茶やコーヒーなど2種類以上をお出しできるよう用意しておき、先生に「どちらになさいますか?」というように聞いてみるとよいでしょう。断られた場合にはお出しする必要はありません。

また、お茶菓子についても基本的には不要です。どうしてもお茶と一緒に出したいという場合には、個包装になったものを用意するとよいでしょう。その場で口をつけなかったとしても、お持ち帰りいただけるからです。


家庭訪問のおもてなしは一般的なおもてなしと違い、配慮しすぎないことも大切です。

1日に複数軒のお宅を回る先生は、1軒あたり10分程度の滞在時間にとどめないと回りきれないため、あまり長話にならないよう気をつける必要があります。先生の立場に立った配慮をしつつ、ママが負担にならない程度に準備できるといいですね。

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