注目のキーワード

注目のキーワード
コピーしました
お使いの端末は
この機能に対応していません

「誰にも言わないで」が通じない…うっかり信じた〝スピーカーママ〟の危険な罠

コミュニケーション

2019.05.09

園内に流れる根も葉もない噂、出所を探ったらなんと先日話したママ友だった! そんな経験ありませんか? 一見面倒見が良さそうで人当たりもいい、心を許してうっかり話してしまいそう…そんな〝スピーカーママ〟による情報拡散被害があとを絶ちません。「誰にも言わないで」なんてまったく通じない彼女たち、罠にはまったママの悲劇をお聞きください。

 

■私だって、誰にも言わないでって(加奈さん/27/受付)

shutterstock_392294245

あるママ友に「あなたのお子さん、とても元気そうでいいわね~。うらやましい」と言われ、複雑な気持ちになってしまいました。いまでこそ元気なわが子ですが、軽度の障がいを持っており夫婦で相当悩んだ時期があったからです。

そんな私の様子に気づいたのか「ごめんなさい、なにか気に障ることでも言ったかしら?」と優しく聞いてくれた彼女。「誰にも言わないで欲しい」と念を押したうえで、彼女にすべてを話しました。

そのときは悩みを聞いてもらったことで、清々しい気持ちになったのを覚えています。しかし数日後、息子が通う園でとんでもない噂が流れていたんです。

「○○くんは障がい者だから、優しくしないといけない」と、あるママが言っているのが聞こえてきました。さらに「○○くんとは遊んじゃダメ! 何をされるかわからないわよ」と子どもをに言い渡すママまで。

(彼女が言ったんだ…!)と思い「誰にも言わないでって言ったじゃない!」と詰め寄ると、「私だって、誰にも言わないでって言ってから伝えたのよ…」と、目をウルウルさせながら被害者ぶる彼女。もう誰ひとり信用できなくなりそうです。

■これが口軽ママのやり方か!(雪乃さん/29/パート)

shutterstock_1328695496

保育園入園が決まった日、ひとりのママに話しかけられました。「困ったことがあったら、なんでも相談して!」と気さくに声をかけてくれた優しそうな年上ママ。心細かったこともあり、彼女のことをすぐに信用してしまったんです。

彼女は「あなたのことが知りたいから」と、事細かに質問をしてきました。どこに住んでいるか、子どもの習い事はいくつか、旦那の仕事は何か…まるで取り調べのよう。そのすべてに馬鹿正直に答えた私が間違いでした。

数日後、園のママから突然「あ~、あなたが〝私たちからの集金〟でご飯食べてる人ね!」と言われました。意味がわからずあっけにとられていると、続けざまに「なら率先して役員やってよね!」と。さらに別のママからは「子どもにたくさん習い事させてすごいわね。やっぱお金がある人は違うわ」と当てこすりを言われる始末。

旦那の勤務先が電力会社であることや、子どもに3つの習い事をさせているのを話したのは、あのママひとりしかいません…口軽ママの取り調べに、完全にやられました。

■スピーカーママの情報収集がスパイ並み(晶さん/30/パート)

shutterstock_1010702965

保育園でも有名な「スピーカーママ」がいます。話したことには必ず尾ひれがついて園内に広まる、という恐ろしいママ。私もそれを知っていたのでなにを聞かれても口を閉ざし、できるだけ情報を与えないようにしていました。

しかし、相手が一枚上手でした。彼女はなんとかママ友たちの情報を探ろうと、ママ友同士の話や先生との話にまで聞き耳を立て、横を通り過ぎるふりをして盗み聞きしていたんです。

私もまんまと被害に遭い、息子の遊んでいたおもちゃがお友だちに当たった、というだけの話が「○○君がいじめた」という情報に。また「子どもの叱り方に悩んでいる」という話は「晶さんは子どもを叱れないダメな母親」というレッテルになっていたり。

相談した相手が流したのかと思いましたが、ひとりは昔からつき合いのある信用できるママ友、もうひとりは保育園の先生…そんなわけありません。ママ友たちに情報源を聞いて回ったところ、あの「スピーカーママ」にたどり着きました。

あのママがいる限りこの園内は、うかつに話もできない息苦しい空間でしかありません。

shutterstock_547819528

〝スピーカーママ〟の被害に遭わないために一番大切なのは、とにかく安易に自分の情報を他人に与えないこと。伝えるのは「ほかに口外されても構わない」くらいのことにとどめましょう。複数のママたちから「要注意人物」の話を聞いてみるのもひとつの方法。どちらにせよ、常に「自分の身は自分で守る」心構えを持つことをおすすめします。

ライター:葛西 明
人材派遣及び、人材紹介を行う会社に勤めるサラリーマン。求人募集の文章を書くのが楽しいと感じて以来、ライターとしても活動中。家事が苦手な妻と結婚後、気付けば兼業主夫になっていることが悩み。

あなたにオススメの記事

コミュニケーションテーマ : 【ママ友】その他の記事

ママ友
もっと見る