2019.05.01
2019.06.03
子どもが生まれれば、自然に広がっていくと思っていたママ友の輪……。「意外なほど広がらない! そろそろママ友が欲しい!」と焦っている方はいませんか? 身近なところにママ友がいてくれれば、気軽に育児の愚痴をこぼしたり、子ども同士を一緒に遊ばせたりと、助かる面も多いですよね。
ママ友が欲しい!と思ったときには、まず自分から行動を起こしてみるのがオススメです。ママ友づくりのきっかけと、その後良好な関係を維持していくためのコツを紹介します。
■人の集まる場所に出掛けてみよう!
育児の悩みを共有できるようなママ友が欲しい!と思ったら、まずは自分の足で、同年代の子どもが集まりやすい場所へとお出掛けしてみましょう。人間関係の基本は、まず「出会う」ところからスタートします。しかし子どもがまだ小さい時期には、このスタートが意外と難しいことも多いのですよね。
子どもたちが集まりやすく、ママ友づくりにもオススメの場所は以下のとおりです。
・幼い子ども向けの公園
・児童館
・子育て支援センター
気分が向いたときにふらりと出向いてみれば、多くの親子連れが遊んでいることでしょう。自分の子どもと月齢が近い相手や、共通点が多そうな相手を見つけることができたら、さりげなく声をかけてみてくださいね。
「こういう場所へ出掛けても、話しかけるのが難しい」「みんなすでにグループになってしまっている……」という場合には、無理をする必要はありません。以下のような場所を探してみると良いでしょう。
・育児サークル
・親子向けの習い事
こうした場所であれば、定期的に顔を合わせる仲間同士でつながることができます。またこれらの場所は、ママが自身の好みに合わせて選び取った場所でもあります。自然と似た雰囲気のママが、集まりやすいという特徴もあります。
ベビー時期の親子一緒の習い事は、ママの気持ちで選んで大丈夫です。ぜひママ同士がつながる場所として、活用してみてください。
■話しかけやすいポイントから、徐々に距離を縮めてみよう
ママ友づくりがあまり得意ではない人は、そもそも「自分から相手に話しかけるのが苦手」と語るケースも少なくありません。知らない相手と何を話し、どう距離を近づけていけば良いのか……悩んでしまうところですよね。
子育て中のママにとって、話しかけるのも話しかけられるのもハードルが低いポイントといえば、ずばり「子ども」です。同年代の子どもについて、「何か月ですか?」と話しかけるだけでもきっかけになります。またちょっとぶつかってしまったときなどに、「すみません」と声をかけたのが、きっかけになることもあります。
初対面同士でも、よほど気が合えば別ですが、そうではない場合、一気に距離を詰めようと頑張り過ぎない方が良いでしょう。相手を警戒させてしまう可能性も高いです。
同じ地域で子育てをしていれば、地域の検診やイベントなどで顔を合わせる機会も多いはず。顔を合わせる機会が多いママほど、「共通項が多い」ということでもありますから、少しずつ距離を縮めていけることでしょう。
■良好な関係をキープするためのコツは「程よい距離感」
うまくきっかけをつかみ、ママ友づくりのスタートを切れたら、次は「どのようにして関係を近付け、そしてそれを維持していくのか」が重要なポイントとなります。
ここで忘れてはいけないのが、「ママ友とは、所詮子どもを介したつながりであって、自分の友だちというわけではない」ということです。「ママ友」を通じて本当の友だちを見つけていくママもいますが、ママ友との関係性がスタートした段階で、それを期待するのは難しいもの。「常にべったり」ではなく、適度な距離感を意識しましょう。
ママ友との関係性をどの程度重視しているのかは、人によっても異なります。自分のペースを押し付けるのは止めましょう。「お互いに都合が良ければ、一緒に出掛けよう」くらいの気持ちでいるのがオススメです。
またママの状況は、刻一刻と変わっていくものでもあります。これから先、順調にママ友として仲良くなっていったとしても、急な引っ越しで会えなくなることもあるでしょうし、仕事に復帰して全然会えなくなることも考えられます。
広く浅くのお付き合いを心掛けておくことで、さまざまな状況にも対処しやすくなるでしょう。
■ママ友づくりは焦らなくても大丈夫
「ママ友がいると助かる!」「ママ友は作るべき!」なんて風潮の現代において、「ママ友がいない私って駄目なの?」と、余計な悩みを抱えてしまうママも少なくありません。
しかし家族の生活が充実していれば、ママ友は必ずしも必要とは言えませんし、ママ友がいなければ、人間関係のトラブルも少なくて済むのかもしれませんね。
今はママ友がいなくても、子どもが園生活をスタートすれば「一気にママ友が増えた!」という方は非常に多いもの。だからこそ、子どもが小さい時期に、焦って無理にママ友づくりを頑張る必要はないのです。
焦らなくても、いずれ自然にできるもの! こんな心構えでいることが、ママ友づくりのきっかけを逃さないコツなのかもしれませんね。
■まとめ
今回は、ママ友づくりのきっかけや良好な関係を築いていくためのコツを紹介してきました。決して焦る必要はありませんが、自分から積極的に一歩踏み出すことで、ママ友を作るチャンスが広がるのは事実です。
まずは子どもと一緒にいろいろなお出掛けを楽しむところから、ママ友づくりをスタートしてみるのも良いかもしれませんね。