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「寒いですね」の後が続かない…〝ママだけどコミュ障〟だとこんなに大変!!

コミュニケーション

2019.02.26

そうでない人にはごく普通の、日常での何気ない会話ややり取りも、いわゆる〝コミュ障〟の人にとっては難しいことがたくさん。それでも、子どものため充実した保育園ライフのため、勇気を振り絞って「ママ友づきあい」をしている〝コミュ障ママ〟たちがいます。彼女たちの苦脳と努力をお聞きください。

 

憧れのママ友ランチでピンチ到来(綾さん/29/パート)

コミュ障の私にも、ついに数人のママ友ができました。最初にくらべたら緊張せずにしゃべれるようになったと頃、ママ友からランチに誘われたんです。(憧れのママ友ランチ会だ!)なんて、舞い上がりながら待ち合わせのお店へ。ママ友たちは分かりやすい位置に座っていて、手を振って迎えてくれました。

無事席につきホッとしたのもつかの間、恐ろしい事態に気づきました…この店には「呼び出しベル」がありません。そう、コミュ障の私は、「すみませ〜ん!」と店員さんを呼ぶのが最も苦手なんです。いままでも何度もチャレンジしてきましたが、私の「すみません…」という小さな声が届いたことは、一度もないんです(泣)。

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店内はほぼ満席でガヤガヤ、こんななかで店員を呼べるわけありませんが、ママ友たちはすでに注文しているようで、「決まった?」と聞いてきます。「いや、まだ」と答え続けるものの、実はずっと前から注文は決まっているんです。だってランチは3種類しかないんですから…どうしたら?! 

そんな葛藤の渦中で5分ほどが経ったとき、目の前に座っていたママ友が「すみません! 水ください!」と…ああ、救いの神! これって、なんとかならないものでしょうか。

まるで「相席」しているかのアウェイ感(愛菜さん/28/パート)

幼いころから人としゃべるのが苦手で、ろくに友達がいない学生生活を送ってきました。でも、大人になれば少しは成長するもので、結婚して子どもができたいま、少ないながらもママ友を数人つくることに成功したんです。

気の知れたママ友とふたりきりなら、談笑したり他愛もない話をすることもできます。でも、大人数となると話は変わってきます。先日、ランチ会に招待され数人のママ友と遅れてお店に入ると、すでに10人ほどが集まっていて場が盛り上がっていました。

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会話のじゃまをしないようにそっと空いている席に座り、自分の料理を注文…しかし、問題はここからです。大人数のなかで、どう振舞ったらいいか分からないんです。ましてや「なになに? なんの話?」なんて会話に入っていくなんて、絶対にできません。

結局、ろくに誰とも話すこともなく、終始食べることだけに集中してやり過ごしました。きっと回りのお客さんからからしたら、「たまたま10人のママ友に相席した、食べてばかりの三十路女」に見えたことでしょう。コミュ障って辛いです。

「その先の会話」が考えつかない(真央さん/27/事務員)

私は極度の〝コミュ障〟です。とにかく人と話をするのが苦手で、今までの人生はできるだけ人と関わらないように生きてきました。そんな私に、夫が「結婚しよう!」と言ってくれたことが奇跡なんじゃないかと、いまでも思っています。

でも「結婚して子どもができる」と子どもを介した人間関係が生まれます…「ママ友との良好な関係」が子ども同士にも影響すると、噂に聞きますし。そこで意を決して、ママ友と関わる努力を始めたんです。初めて保護者会に出席した日は、春とは思えないほど寒い日。(よし、「今日は寒いですね」と話しかけて、きっかけを作ろう)、そう決意し保育園の門をくぐりました。

保護者会も終わり、いざ〝決戦〟のときです! 隣に座っていた優しそうなママに声をかけようとしますが、手がブルブル震え気持ちだけが先走りして声が出ません。心のなかで何度も(よし、行くぞ!)と掛け声をかけながら、ようやく「寒いですね」と言うことができました。

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相手のママも、笑顔で「寒いですね」と答えてくれたのですが…そう、その先のことはまったく考えてなかったんです! 気まずい沈黙がしばらく続き、隣のママは曖昧に笑って去って行ってしまいました。初陣はあっけなく惨敗。コミュ障…治したい…。

「人と接するのが苦手」な辛さは、そうでない人にとっては予想もつかないことが多いもの。もしも何か言いたげなママがいたら、ぜひ話題を振ってみてください。自称〝コミュ障ママ〟は、勇気を出してそれに応えてみてください。意外なコミュニケーションが広がるかもしれませんよ。共通の悩みや喜びを持つ、ママなんですから!

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ライター:葛西 明
人材派遣及び、人材紹介を行う会社に勤めるサラリーマン。求人募集の文章を書くのが楽しいと感じて以来、ライターとしても活動中。家事が苦手な妻と結婚後、気付けば兼業主夫になっていることが悩み。

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