「仕事が楽しい」は自慢話に聞こえます(美菜子さん / 37/ 事務職)

仲良しのママ友5人で集まり、子どもを連れて、私の家で飲み会を開いたんです。お酒が入ると気が大きくなるとはいえ、聞いてると不快になる話題も。 最初はみんなで、 「仕事して家事してって毎日大変だよね」


「ネットスーパー利用するといいよ」


「家事代行サービスってどうなの?」 なんて、仕事と家事の両立について、和気あいあいと話していたのすが…その流れから、Aさんが自身の仕事自慢を始めたのです。 「私、もしかしたら役職につくかも。いま仕事が楽しくって仕方ないの」


「会社の後輩は皆私に頼りっぱなしで…。自主性が大事な業種だから、もっと自分で考えて動いてくれたらいいのにね」とか。

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もしかしたらAさんは、自慢のつもりではないのかもしれません。 とはいえ、ひと口にお勤めをしている“働く主婦”と言っても、「働いている理由」は人によって異なります。仕事が好きでキャリアのために働いているママもいれば、家計のために働いているママだっています。 私は後者なので、「私はこんなにすごいのよ」って言われてるようで、正直不快でした。 この日一緒に飲んでいたBさんは、映像制作会社で働くバリキャリなのですが、同じ「仕事の話」でも彼女は、 「遅刻した新卒が言い放った言い訳語録」とか、


「髪の毛は薄くなるのに、なぜか髭が生えてきたの…働く女性あるあるだよね?」とか、 聞いてるこっちが笑ってしまったり、共感できるような話題を振ってくれます。だからでしょうか。AさんとBさんを比べ、余計にイラっときてしまい。 Aさんにとっては「働くママ同士の仕事の話」だったかもしれませんが…話をするときの気くばりって大切ですね。