褒めるときは“ひと言たす”ことが大切!?

相手の捉え方によって、良くも悪くもなる“褒め言葉”。先述したコメントにも“Bさんは褒めるのが下手”とありましたが、そもそも“褒め上手な人”と“そうでない人”の差は一体どこにあるのでしょうか。

 

褒め方のコツについて取り上げたのは、1月7日放送の『この差って何ですか?』(TBS系)。番組で企業の新人研修を行う教官や校長先生などに褒め方のコツを尋ねたところ、褒めるエキスパートたちの“褒め方”は大きく3つに分かれることが判明しました。

 

その褒め方というのが、「ひと言足す」「直接褒めない」「褒める対象を変える」の3パターンです。まず「ひと言足す」というのは“できている今”だけでなく、「前は時間がかかっていたけど、今は…」などのように“できていなかった過去”をプラスして褒めること。2つ目の「直接褒めない」は「人から聞いたんだけど…」と第三者の言葉として褒めるパターンを表し、3つ目の「褒める対象を変える」では結果よりも“過程”を褒めることを意味しています。特に3つ目は子育てにおいても非常に大切。仮に子どもがテストなどで成果が出なくても、“頑張った”ことを認めてあげると良いそうですよ。

 

とはいえ、褒める大前提は“本心”であるかどうか。いくら口先で褒めても本心でなければ、相手に不快感を与える原因になってしまうのかもしれませんね。

 

関連記事:「漫画のキャラみたい」褒めながら〝キラキラネーム〟認定するママ友が厄介

 

文/古山翔