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気遣いすぎる性格がアダに…ママ友に「気が利かない人」認定を受けるとき

コミュニケーション

2019.10.23

気を遣いすぎて必要なひと言が言えなかったり、心配しすぎて変に遠慮してしまったり…そんな〝距離感の測り違い〟は誰にだって起こります。特に気遣いしすぎる性格の人は、それが裏目に出て、かえって「気の利かない人」と言うレッテルを貼られることも。辛い経験をしたママたちの声をお聞きください。

 

 

■「お下がりいる?」と聞けなくて(恵子さん/34/農具機器メーカー事務)

iStock.com/kohei_hara

同じマンションに住むママ友のKさんが「制服のサイズが合わなくなった」と言って、お子さんに体操服を着せていました。ちょうどうちの娘が卒園したばかりだったので、お下がりをあげようかと迷ったのですが…。

(余計なお世話じゃないか?)(上から目線だと思われたらどうしよう)と、いつもの気を遣いすぎる癖が出て…私からは言い出せませんでした。ある日、ママ友たちとおしゃべりをしていると、ひとりが「うちの娘の制服、サイズアウトだからあげようか?」とKさんに聞きました。

Kさんは大喜び。(こんなことなら、私も聞けあげればよかった…)と少し後悔していたところ、別のママ友が「恵子さんちのは捨てちゃったの? サイズちょうど良さそうだったのに」と。(このタイミングでそれ言う!?)と私は顔面蒼白。

「卒業してすぐ処分しちゃった」と答えましたが、うちの娘の卒園前から、体操服を着せている理由は聞いていました。Kさんは何も言いませんでしたが、きっと「気の利かない人」と思ったことでしょう。

わが家の押入れには処分もできず、かと言ってKさんにも渡すこともできなかった娘の制服を、いまも後生大事にしまってあります。

■心配し過ぎておやつを出せなかった(紀絵さん/28/生命保険会社事務)

iStock.com/Milatas

息子が小学校に入学してすぐのころ、わが家に新しくできたお友だち数名がやってきました。息子は「お菓子ないのー?」「ジュースは?」と、おもてなししたい様子。私もおもてなしする気満々でした。

が、ふと「アレルギーは大丈夫かしら?」「いまおやつを食べたら夕飯が食べられなくなっちゃうかもしれない」と心配になったのです。そこで飲み物は水、おやつはナシに…ですがこれが間違っていたようで。

その日以来、友だちが来ることはありませんでした。「あれから友だち来ないのね」と何気なく息子に言ったところ、「うちは水しか出ないから嫌だって」「ほかの家はお菓子やジュースくれるから、そっちに行ってる」と言うではありませんか。

「ケチな家」だと思われてしまったのかもしれません。いや、実際にそう思っているから誰も来ないのでしょうし「水しか出さない家」というのも、その子のママたちに知られていることでしょう。

それからというもの、息子が友だちの家に遊びに行く日には、お菓子を持たせ「アレルギーの心配がなければ、おやつに召し上がってください」とひとこと添えるようにしました。

■給料日前だから…カフェやめとく?(あゆみさん/32/旅行会社受付)

iStock.com/miya227

この春から、小3の娘を体操教室に通わせることにしました。レッスンが終わるまでママたちは、おしゃべりしたり、館内にあるカフェでのんびりしたりと、交流を楽しんでいます。その日もママたちとカフェに移動することに。

ママ友のUさんは電話をかけに外に出たようで、ちょうどその場にいませんでした。以前、Uさんをお茶に誘ったとき「給料日前だから行けない」と断られたのをふと思い出した私…ここは待つべきか迷ったのですが(もしかして、これはワザとかも)と気を回したんです。

このまま待っていて、Uさんが断りづらくなっても悪い。そこで「いつものカフェに行くから、良かったら来てね!」と、メールを送って先に行くことに。結局Uさんは来なかったのですが、待合室に戻ると、なんだか不機嫌な様子。

どうやら電話をかけたあと、すぐに戻ったようで「みんなと一緒に行きたかった。待っててくれてもよかったのに」といじけてたんです。気回ししすぎた私も私ですが、そんなことでいじけなくてもいいと思うのですが…。

iStock.com/kohei_hara

 

おつきあいの距離感が難しいママ友の間では、気を遣いすぎたことで、かえって誤解を生んでしまうこともしばしば。コミュニケーションの基本はわかりやすく感じよく、そして素直に、相手に自分の意思を伝える能力ですよね。

 

ライター:秋元 一花
フリーライターとして活動中の現役主婦。大学卒業後に、うっかりブラック企業に入社。その後、実家の会社に拾われ、両親には頭が上がりません。結婚後は、夫の転勤と共に退職。現在は1歳の子どもと格闘しながら2人目を望んでいるものの、1人目の出産の恐怖が忘れられず、ときどき夢でうなされています。

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