2019.09.14
初めての子育てで右も左もわからない、聞ける人は実母や義母だけといった人にとって心強いのが「ママ友」の存在です。
同じ年代の子育てをしているというだけで安心もしますし、今思っている悩みが同じだったりもして、お互い共感しながら励ましあいながら日々の不安もやり過ごすことができます。
そんな素敵な存在の「ママ友」ですが、時々「??」と思う質問が飛び出すこともあるようです。そんなときの返し方を考えてみましょう。
■旦那さんの収入は?年収1,000万超えてる?
よくありますが、旦那さんの年収を聞きたがるママ友。金銭面の話はすることがあるかもしれませんが、ここまでストレートに数字を聞かれると戸惑いますね。また言いづらいけどママ友との関係を考えて答えたのに、聞いた本人は答えない、という場合もあります。
もしかしたら質問しているママ友はそこまで深く考えていないかもしれません。年収の話をされた際には「多くもらえたら嬉しいですよね」など、はっきりとした返答をせず、濁すことで気づいてくれるママ友もいます。それでも質問してくるママ友には答えたくない旨を伝えることが必要です。
■子作りしてる?夫婦生活はどう?
とてもデリケートな内容なのに、質問してくるママ友。相手との関係にもよりますが、冗談で返せる間柄か、真面目に答える間柄か、相手によって違います。
デリケートな内容は話したくないと思うママも多いことでしょう。また、家庭の事情によるので、余計なお世話!と思ってしまう方も多いです。
特に、まだ顔見知り程度の間柄で、たまたま話し込んだ時に聞かれたときには返答に困ります。もし悩んでいて聞いていたとすれば軽く返事するわけにもいかないでしょう。
気軽に聞かれたのであれば、深く考えずに「そうだね」などとお茶を濁し、次の話題へ切り替えてもいいかもしれません。相手が悩んでいそうで、自分も話しても良いかなと思う相手であれば、ゆっくり時間を作って話すことをおすすめします。
■家賃やローンの額などお金のことを聞いてくる
賃貸か持ち家なのか、仕事は何をしているのか、といった話はよく会話で出てくるかもしれませんが、時々それ以上に聞いてしまうママ友もいます。
家の購入に迷っているとしても、旦那さんのボーナスの額やローンの額、貯金などについて根掘り葉掘り聞くのは親しい仲でも聞きづらい、話しづらいものなのではないでしょうか。
お金の面についてあまり話したくないな、と思っている場合「金銭面は旦那に任せてるからよくわからないの、ごめんね」という風に流してしまうのも手です。
また「お金の話はしないように旦那さんから言われてるから、ごめんね」といった風に、はっきりNGということを伝えても良いかもしれません。
多くのママが教育費についても考えています。習い事がいくつまで大丈夫か、その習い事はどのくらいお金がかかるのか、など。金銭面は家庭によって価値観が大きく異なります。もし話すとしても、遠慮がちに話す方があまり話したくない、ということを伝えるのに有効です。
■ママ友についての悪口を聞かされたり、どう思うかを聞いてくる
自分も仲良くしているママ友の悪い話を聞くと悲しくなりますよね。実際にお付き合いしている自分は嫌な思いをしたことがなければ、複雑です。共感するのも違う気がします。
万が一そういう相談をされたり、どう思うか聞かれたりしたら、「そうだったんですね、それは大変でしたね」と相手の大変さに共感してあげると場が和らぐ場合があります。
悪口に共感してしまうと、どこからともなく本人に伝わってしまったり、トラブルになってしまう可能性が高くなります。「そういうことは気が付かなかったわ。そういえば~」など、さらりと交わして話題変更してしまうのも良いかもしれません。
■いつ誰とどこへ行ったのか、どのママ友と仲がいいのか詮索される
自分と仲の良いママ友が他のママ友と出掛けたと知って「どこに行ったの?」「誰といったの?」というような質問をしてくるママ友もいます。相手も知っているママ友だと「どうして私も誘ってくれなかったの?」というようなことも。
そのグループには私も入っていたい、という思いがあるのか、誘われなかったことに腹を立てるママ友もいます。
「ごめんなさい。急だったので…また次回にでも」「お仕事で忙しいと思って」とやんわり話すことをおすすめします。次回、と考えているのであれば「いつ都合がいいかな?」と話を詰めると話がスムーズに進みやすくなります。
■まとめ
ママ友からの質問に「え?」と思ってしまう。ママ友イコール友達ではないから起こりうることなのかもしれません。ママ友の存在はとても大きくて助かりますが、子どもを介して友達になっている人。そのため、学生時代の友達とは関係性が違います。
適度な距離感を保ちながら接することで、お互いに不快な思いをしないで済むことが多いでしょう。とはいえ、子どもが小さければ小さいほど、色々なママと話すことが多くなります。「え?」と思う質問が来た時でも上手く返せるように考えておくことも1つの手です。
質問されたときに上手く質問で返したり、世間話にすり替えたりすると、お話し好きな方はどんどん話してくれます。子ども同士が仲良しなのに、受け答え1つで関係性が変わって、親子ともに気まずくなってしまうこともあります。
あからさまに壁を作らず、さらっと流したり交わしたりしながらお付き合いできる関係を気付いていけるといいですね。