■そのまんま伝言するだけの「伝書鳩」(純さん/37/看護師)

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旦那は自分のことを「嫁姑の仲を取り持つ良い夫」だと思っています。でも実情は、聞いたままを伝えることしかできない「伝書鳩」。結婚の顔合わせのときに姑が私の両親を「堅そうな人たちね」と言っていたのも、息子が生まれたときに姑が「女の子のほうが良かった」と言っていたのも、そのまんま教えてくれました。 面と向かって言われたことはありませんし、姑自身は私が知っているとは思っていません。最初こそ「なんて腹黒い人なんだ」と思っていましたが、姑にして見たら自分の息子を信頼して本音が出てしまうこともあるでしょう…筒抜けなんて、思いもよらず。 すべては旦那が何のフォローもせずに、聞いたまんまを伝えていることが問題なんです。なので私は、決して旦那に姑の陰口は言いません。そのまま伝えられてしまいますからね。自分が嫁姑の溝を深めていると、旦那が気づくのはいつのことやら。