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「子持ちは大変よね」独身を謳歌する小姑の〝幸せ〟に隠された深い闇

コミュニケーション

2019.08.19

夫の姉妹である「小姑」は、仲良くなって味方につけられればとても心強い存在。ところが逆に、折り合いが悪いと何かと厄介な存在です。特に対立しやすいのが、自由を謳歌する〝独身の小姑〟たち。妻たちがマウンティングの対象になることもありますが…その裏には、意外な闇が隠されていました。

 

 

iStock.com/bowie15

■週末、必ず来る理由は?(詠美さん/39/日本語教師)

私と夫はお互いが35歳の時に結婚、夫には2歳年下の妹がいます。華やかな美人で大手製薬会社の総務に勤めているのですが、実はこの義妹、一度離婚しています。元旦那はエリート弁護士。ケチで義妹に仕事も家事を押しつけてなにもしなかったそうなんです。

疲れ果てた末に義妹は離婚、その後はバツイチとして独身生活を謳歌していました。「もう結婚はこりごり。男と女は恋人でいるのが一番よね!」と宣言するほどモテモテだったようです。しかしここ半年ほど、週末になるとうちに遊びに来るんです。

「彼氏は放っておいていいの?」と聞くと、「いまの彼、土日は仕事で会えないの…」と寂しそうな返事。家事も手伝ってくれる良い子なのですが、さすがに毎週末はちょっと…遠まわしに「来てくれるのは構わないけど、ちょっと控えて欲しい」と言うと、突然わっと泣き始めました。

実は義妹の相手は既婚者で、週末にひとりでいると気が変になりそうなので、わが家に来ていたとのこと。そこまで聞くと放っておけず、結局その後も毎週末、うちに入り浸っています。早く独身彼氏を見つけてくれることを祈るばかりです。

■親の資産を食いつぶす義姉(香澄さん/38/営業事務)

iStock.com/itsskin

私と主人は同じ会社の同僚。主人は地方から就職で都会に出てきた、優しくて純朴な青年でした。そんな主人の実家に結婚の挨拶で訪れてビックリ! 田舎とはいえ2000坪の広大な土地を所有する、お城のような家。敷居をまたぐときは足が震えました。

思いがけない玉の輿に浮かれていましたが、気になったのは独身の義姉の存在。私に対し、姑以上に「どちらの大学出身? ご両親は何を?」と質問責めでした。どうやら舅と姑は、長男である主人より義姉をかわいがっている様子です。

義実家は不動産を多く所有し、義姉は家族経営している不動産管理会社の代表取締役。休みも取り放題なので、マリンスポーツに旅行、英会話など、お金のかかる趣味も多く、私が子どもの世話をするのを横目に「子持ちは大変よねぇ、行ってきま~す」とハワイに出かけたことも。

ところが最近、義実家の外壁がボロボロになっているのを発見しました。「修理しないの?」と聞くと主人は「この家にはもう、お金がないんだ」と…どうやら過疎化で不動産の価値が暴落、会社も火の車。しかし義姉は贅沢の癖が抜けず、遊びまわっているようなのです。

もし会社が倒産でもしたら、年老いた両親を抱えた独身の贅沢アラフォー女はどうなるのでしょうか。最近妙に、うちの子どもたちにやさしいのも気になります。まさか将来、面倒見てもらおうと考えているんじゃないか…と、勘繰ってしまいます。

■義妹へのコンプレックス(舞子さん/39/工場勤務)

iStock.com/franckreporter

小学校6年生の長女は年ごろなこともあり、恋やファッションに夢中のようす。娘は夫の妹と、ふたりで買い物に行ったり、ラインでやり取りしたり、仲良くしているようです。私より、年が近い義妹のほうが話しやすいのかもしれませんし、身近に信頼できる大人がいるのはいいことです。

でも、私に無断で派手な服やメイク道具を買い与えて、娘の機嫌取りするのは「いいとこ取りだな」と、内心面白くない感情も。それに、スタイルも稼ぎも良く独身を謳歌する義妹に、正直引け目を感じてもいました。

そんなある日「今度Kちゃんと、コンサート行ってもいい?」と娘が聞いてきたんです。聞くと義妹は、B級アイドルグループの追っかけをしていることがわかりました。大人の男性との恋に破れ、疲れた心をアイドルで癒しているよう。

それを知って義妹へのわだかまりやコンプレックスはなくなり、二人が仲良く出かけていくのを快く送り出せるようになりました(笑)。

iStock.com/bowie15

これから先、どんな形でお互いお世話し合うかもしれませんし、仲の良い親戚ほど心強いものはありません。互いに許し合える広いこころを持ちたいものです。

 

ライター:秋元 一花
フリーライターとして活動中の現役主婦。大学卒業後に、うっかりブラック企業に入社。その後、実家の会社に拾われ、両親には頭が上がりません。結婚後は、夫の転勤と共に退職。現在は1歳の子どもと格闘しながら2人目を望んでいるものの、1人目の出産の恐怖が忘れられず、ときどき夢でうなされています。

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