■子どもの人格を否定しない 子どもを叱るときは、決して人格を否定するような叱り方をしてはいけません。「あなたが悪いでしょ」「なんでそんなにダメな子なの」など、子どもの人格を否定するように叱ると、子どもは間違いなく傷つきます。 大好きなママに否定されたと感じると、子どもは叱られたのではなくママに嫌われたと思います。これ以上ママに嫌われたくないと思い悪いことをしなくなりますが、その代わりいつもママの顔色を伺うようになります。 子どもが親の顔色を伺いながら成長すると、大人になって人間関係をうまく形成することができなかったり、周りの人の顔色ばかり伺うようになってしまいます。 ■自分で考えさせることも大切です 子どもを叱ったあとは、自分自身で考えさせることも大切です。あのときどうすればよかったか、次はどのようにしたいかを聞き、子ども自身に考えさせて答えを出させることが必要です。 自分で考えることによって、叱られるからやってはいけないのではなく、危ないからやってはいけないと気づかせることができます。 子ども自身の判断力を育てないと同じ失敗を繰り返してしまうので、自分で考えることができるように手助けしてあげましょう。