反抗期とは親から自立するために大事なステップの一つです。今まで無条件に正しいと思っていた親の価値観や行動に疑念を抱くことで初めて、自分はどうしたいのか、どういうことを大切に生きていきたいのか、という自分の個性と自我が芽生えてきます。 周囲の反対意見に圧倒され流されずに、自分の意見を伝えたり自分が良いと信じる行動をしたりできるようになるために、反抗期というのは非常に大切な時期になります。 身体も男女とも急激に変化しつつ、自分の自我の形成という大仕事をこなしている以上、大きなストレスを感じてしまうのも無理はありません。 おのおのの子どもの個性あふれる自我を形成して、その個性を長所として将来発揮していくためにも、この時期のご家庭での親の接し方は非常に大切になってきます。