「生んでほしいなんて頼んでない」も“お約束”の1つ?


別の掲示板では、「なぜ親に対して『生んでほしいなんて頼んでない』という言葉を使ってはいけないのか」と疑問を投げかける女性がいました。こちらも親子喧嘩ではつい言いがちな“お約束”ですが、もしかしたら親を最も悲しませる言葉の1つかもしれませんよね。

 

しかし彼女によると、幼少期の頃は親から「誰のために苦労していると思ってるんだ」「気に入らなければ出ていけ」「お前のせいでやりたいことも我慢してきた」という暴言を度々浴びせられていたそう。こうした背景もあり、彼女は「『あの言葉は言っちゃいけなかったんだな』とはどうしても思えない」と打ち明けます。

 

これに対してネット上では、「正直そこまで酷いことを言われたら、『生んでほしいなんて頼んでない』と返すしかないのかも…」「実際のところ、『親を悲しませる言葉だから使ってはいけない!』なんて簡単に片づけられる話ではないと思う」「お互いに言ってはいけない言葉だったね」など様々な意見が寄せられました。

 

心の傷は目に見えない分、治りにくいもの。自分が言われて嫌だった言葉は、他人には使わないようにしたいですね。

 

文/河井奈津