賛否両論の完食指導


「完食指導は体罰」という意見が上がる一方、「残さず食べるのは当たり前のこと」「さすがに体罰は言い過ぎ。『残さず食べる』が大前提にあって、そこからが教育なわけだし」「完食指導に苦しめられたけど、この縛りのおかげで食わず嫌いを克服した点もあるからなぁ…」「『嫌いだから食べないでいい』を認めるなら、いずれ『嫌いな授業は不参加』とか言い出しはじめるぞ」といった声も上がっています。

 

ちなみにフリーアナウンサー・古瀬絵理さんは、自身のTwitterで「息子が通う小学校の給食は、苦手なものは量を減らしてよいことになっているらしく、食が細い息子も給食が嫌だとは1度も言いません」「残さず食べた時は、私もうんと誉めるし、担任の先生も誉めてくれますが、完食できないからといって咎められることもないのです」と完食指導について言及。

 

また「ご飯は本来なら楽しく食べるものだから、無理に給食完食にこだわらなくてもいいかなとも思いますが、家庭の食事の作り手からみると、全部食べてもらうとやっぱり嬉しいのよね」と持論を展開していました。

 

給食の完食を指導されたことにより、不登校や体調不良になったなどの相談は増加の一途を辿っているよう。問題の解決には時間がかかりそうです。