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学期休みこそ、子供も社会貢献活動体験を!

子育て

2018.09.25

2018.10.16

学期休みは“親子で社会貢献活動”の好機!

子供の学校の学期休みには、親子で旅行(帰省)、レジャー、学習等、様々な過ごし方が出来ますね。

我が家は今年の夏で、息子が小学校生活2回目の夏休みを迎えたのですが、彼は「現在通う学童保育所のお友達が苦手」かつ「両親の夏季休暇がばらばらの時期で、日数も少な目」という事情もあり、子供の夏休みの過ごし方には結構頭を悩ませていました。自宅で放っておけばテレビやYouTubeの動画を一日中見て終わってしまいますし、酷暑の中を公園に連れていくのも躊躇してしまい、夏休み中の子供達で混みあっている屋内レジャースポットに出かけるのも親が疲れそうで気が進みませんでした…。

そこで、今年の夏休みは、半日位で参加できる“子供でも出来る社会貢献活動”に親子で参加する機会を増やしてみました。元々私が週末等にボランティア活動を不定期に行っているので、自身の経験や、子供の志向を考慮して、幾つかの社会貢献活動に子供の同伴を試みました。

子供も視野が広がり、親も新たな発見や学びがある“親子で社会貢献活動”の体験をご紹介したいと思います。

 

まず、気軽な国際交流ボランティアに参加

元々息子は居住市外で英語を習っている事もあり、駅前掲示板やまちなかの情報誌より居住市外の情報を入手しやすいため、7月下旬に福生市内で開催される、アメリカ国籍の小学生達との交流会に、ボランティアとして親子で参加させて頂きました。

こちらの催しは、福生市内外の子供達が、米軍横田基地内の小学校に通う小学生達と文化交流するという趣旨で開催され、ボランティアの子供達の役割は日本の伝承遊びや、クラフト等のサポートでした。

息子が担当したのは、竹で作る工作“ぶんぶんゴマ”の遊び方のデモンストレーションでした。息子の英会話力はまだ挨拶程度なので、とにかく遊び方のデモンストレーションを見せる位しかできなかったのですが、彼自身は「アメリカのお友達に日本の遊びを覚えてもらって良かった!」と、役に立ったという充実感は味わえたようです。私も息子の後方に控えて、子供達が紐結びに苦戦している時などにサポートをさせて頂きました(この程度のお手伝いなら日常英会話レベルで対応可能でした)。やはり自分の子供であろうとアメリカ国籍の子供であろうと、子供達が喜んでいる姿を見るのは嬉しいですね。

 この様に、レジャー気分で気軽に参加できるボランティア活動等なら、子供が楽しみながら『誰かのために役に立つことは嬉しい』という気持ちを育む事が出来るので、社会貢献活動参加への入門編としてお勧めです。

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写真:デモンストレーション用のぶんぶんゴマを、浴衣ボランティアガールズと作成中の息子

 

次は発展途上国について学んでみた!

元々母親の私が“端数倶楽部”というボランティア団体の会員のため、様々な社会貢献活動の情報を定期的に入手していたので、以前ボランティア活動をさせて頂いた“特定非営利活動法人シャプラニール市民による海外協力の会”さんにて、夏休みに小学生向け特別企画が開催されるという情報を入手し、親子で参加させて頂きました。

この特別企画は、ずばり“みんなで学ぼう!ネパール教室”です。シャプラニールさんのオフィスにて、小学生の子供達がネパールの地理や産業(社会)、言語(国語)、数字(算数)を学び、課外授業で近隣レストランのネパール料理を試食するという、非常に貴重な体験ができるイベントでした。先生もネパールから来日されたスタッフさんと、かなり本格的!!

1時間目の社会の授業にて、子供達は画像を見ながらネパールの地理や産業、社会状況等を学んだのですが、ネパールでは、女性が現金収入を得るのがまだまだ困難な状況です。しかしながら、出来る事(織物、手芸等)から少しずつ、収入を得るためにたゆまぬ努力で前進する姿に、私は同性としてとても感銘を受けました。

2時間目の国語では、ネパール語の文字と簡単な会話を学びました。ネパールやインドで使われているデヴァナガリ文字は、日本語に慣れていると、結構書くのが難しいです…。あと、会話の授業で知ったのですが、ネパール語の挨拶「ナマステ」は、「おはよう」にも「こんばんは」にも「さようなら」にも使えるそうです!それと、デヴァナガリ文字の表記は同じでも、ネパールとインドでは異なる発音になるというのも初耳でした。

3時間目は算数ですが、数字の表記が日本とは全く異なっていて、大人の私でも非常に混乱しました…。

息子の反応ですが、自分の学校と同様なのか、好きな社会(低学年では、まだ教科名は『生活』ですが)の授業は活発に質問したりとテンション高めでしたが、国語と算数の授業では一気にテンションダウンしたのがわかりました。言語が違えども、好きでない教科は共通という事なのかもしれません(笑)。

授業の中で印象深かった言葉が「君達が他国を知る事も立派な社会貢献になるのだよ」の一言です。その国の文化や生活を知る事で、その国への偏見や疑問を払拭出来ますし、その国の製品を手に取りやすくなります。私が息子に伝えたかったことを代弁して頂き、とても清々しい気持になりました(笑)。今回の様な経験が、将来子供達が真の国際人になるための基盤になってくれれば嬉しいですね。

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写真:「社会の授業の一コマ」、「国語の授業の一コマ」、「算数の授業でネパールの紙幣を回覧中」

 

さて、授業が一通り終了したら、課外授業としてシャプラニールさんのオフィス近くのネパールレストランに移動して、ネパール料理の試食をしながらチャイ(スパイス入りミルクティー)を頂くティータイムを楽しみました。

今回試食したネパール料理は“ネパールカレー2種(チキン・豆)”、“サモサ(揚げ餃子風スナック)”、“アルアチャール(ジャガイモの辛酸っぱい和え物)”、“モモ(ネパールの蒸し餃子)”でした。いずれの料理も子供向けに、辛さをマイルドにしたものが供されました。

息子は“モモ”と“サモサ”が気に入ったようで、「これ食べにまた、このお店に来ようよ!」とおねだりされてしまいました(笑)。カレーとアルアチャールはちょっと息子には辛かった様ですが、私としてはスパイシーでなかなか美味しいのではと思いました。

息子の感想は「楽しかったー!美味しかったー!」という事です。私も未知の国について学ぶ事が出来て、とても有意義な時間を過ごせました。

余談になりますが、ネパール教室の休み時間に、シャプラニールさんの物販コーナーにて“ネパール産コーヒー”を購入してみました。元々コーヒー好きな私は、中南米、アフリカ、インドネシア等、有名産地のコーヒーはほぼ試飲済でしたが、さすがにネパール産コーヒーは未知の味で、以前から興味はありました。

購入したコーヒーを自宅で淹れて飲んでみましたが、まろやかな甘みのある美味しいコーヒーでした!ネパール教室でお国の画像も見た後でしたので、“あの土地の皆さんに大事に育てられた豆なのだろうな”と思いを馳せながら味わうと、美味しさが増すような気がしました(笑)。コーヒー好きの方は是非、優しい味わいのネパール産コーヒーも飲んでみて下さい♪(ネパール産コーヒーは通販サイト“クラフトリンク”からも購入可能です。)

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※写真:「息子お気に入りのサモサ」、「左から時計回りにアルアチャール、モモ、カレー2種」、「購入したネパール産コーヒー」

 

地元の農業支援にも参加してみた!

やはり息子には、自分の故郷にも貢献できる活動も体験させたいと思い、夏休み中に地元の農業支援活動にも親子で参加してみました。

私達の住んでいる八王子市は、東京都ながら非常に自然が多い土地柄、市内各地で様々な農業も営まれています。私達親子が体験したのは、『市内で様々な農作物を作っている農場で、どうしても人手が足りず、せっかく実ったブルーベリーが収穫できないので、市民の皆で収穫のお手伝いをしましょう!』というプロジェクトの支援です。悲しい事に、収穫できないままだと実が熟れ過ぎて落下・腐敗するそうで、何とも勿体ない事です。

私達が参加した収穫作業日には、市内から約60名が参加して、3つの時間帯ごとに3グループに分かれ、収穫のお手伝いをしました。もちろん自宅用のお土産も収穫OKでしたので、まずは自宅用を収穫させて頂き、その後市内で利用する加工用のブルーベリーを収穫しました。

しかしいざ挑戦してみると、元々小さい果物ですので、加工用に大量に収穫するのは結構な労働になることが判明…。更に真夏の太陽の下での収穫は体力的にも結構キツイです。ブルーベリーの木陰は小さくて、あまり涼しくないですし(汗)。レジャーならともかく、仕事となればどれだけ収穫が大変な作業かという事を、親子で身をもって理解しました。息子も最初のうちは楽しそうに収穫していましたが、時間が経つと暑さのせいでどんどん口数と手の動きが減っていきました。それでも参加者皆で手分けして収穫作業を頑張りましたので、最後は予定を上回る収穫量になりました。

またこちらの農場では、地元の特産品を増やそうと、パッションフルーツの栽培も行われていました。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、パッションフルーツは「クダモノトケイソウ」とも言われる、とても個性的な花を咲かせます。偶然この時は畑のパッションフルーツの花が咲いていて、農場のオーナーがこっそり息子に花を持たせてくました。さりげない心遣いに感激!息子は大喜びで、絵日記にパッションフルーツの花を描きました。一生懸命働くと良い事があるね~と、花を眺めてニコニコする私達でした(笑)。

農業体験は、自然の中での作業が基本のため、予期せぬ花や生き物に遭遇できる確率も高くて面白いですよ。

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※写真:「真夏のブルーベリー畑」、「収穫したブルーベリー」、「偶然咲いていたパッションフルーツの花」

 

おまけ:収穫したブルーベリーのその後

前述の収穫済ブルーベリーですが、市内に卸され、様々なお菓子や料理に加工される事が予定されています。

つい最近、ブルーベリーとパッションフルーツのお菓子や料理の試食会が市内で開催されました。予約がいっぱいで試食会には参加出来なかった私ですが、写真撮影は許可して頂き、収穫したブルーベリーのビフォア&アフターの姿と、パッションフルーツの収穫後の姿を息子と(見るだけですが)楽しませて頂きました。

試食会に登場したスイーツやお料理は、改良を経て市内で販売される予定だそうですが、その他市内の小中学校の給食にも登場させるという話もあり、上手くいけば息子は学校給食で自分の収穫したブルーベリーに遭遇できるかも?!と密かに期待を寄せています。

ボランティア活動等、様々な社会貢献活動は、子供の情操教育にプラスになる体験だと思います。参加費用もそんなにかかりませんし(活動内容によっては保険料や交通費、資料代等が必要)、縁があれば子供にも親にも新しい知人・友人達が出来ます。そして適度な運動にもなり、体力維持にも効果があります(笑)。

お子さんの学期末休みの過ごし方に悩む方は、是非市内の掲示板や広報誌、ウェブサイトの情報等より、自宅近郊でお手伝いできる社会貢献活動を探し、興味のある活動に親子で参加してはいかがでしょうか。

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※写真:「ブルーベリーの和菓子」、「ブルーベリーとパッションフルーツを使った前菜」、「市内で収穫したパッションフルーツ」

 

【取材協力】特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会

公式サイト⇒https://www.shaplaneer.org/

 

CHANTOママライター/トヤマチエコ

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