自由研究や工作は手伝いがち?


小学生の夏休みの宿題について、「それぞれの課題ごとに、どのくらい保護者が手伝うのか?」を調査。「ほとんど手伝う」「手伝うこともある」を合わせた、保護者が手伝う割合が一番多かった課題は「自由研究」(80.6%)が1位に。その後は「工作」(80.4%)、「読書感想文」(67.8%)という結果になりました。

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最後に、「子どもの夏休みの宿題を保護者が手伝うことについて、どう思いますか?」と自由回答で質問。その結果、「課題が多いので多少は手伝っても良いと思う」(小3のママ)、「親子で一緒に考えたり、子どもが親に質問したりすることは、いい事だと思う。子どものつまずきポイントを知れたり、逆に良い面を知れたり、勉強を通じてコミュニケーションを多くとることは、子どもの成長によいと思う」(小2のママ)、「わからないことをそのままにしてしまうよりいいと思う」(小1・小2のパパ)、「昔と違って今は親も宿題や勉強に感心を持ち、丸付けや、お手伝いは当たり前になってきているし、学校からもお願いされているから」(小3のママ)といった“手伝う派”の意見が。

 

一方で、「親ありきの宿題はあまり本人のためにならないと思います」(小3のママ)、「やってはだめだと思う…。促す程度はいいのかと…」(小5のパパ)、「できないことは手伝いますが、できるのにめんどくさくて出来ないということがあるのでそういう時は絶対に手伝いません」(小4・小6のママ)など“手伝わない派”の意見も上がりました。

 

宿題を手伝うかどうかは、保護者それぞれの考え方があるもの。子どもが嫌々ではなく、楽しんで宿題できる環境を整えてあげるのが一番のサポートかもしれませんね。

 

■夏休みの宿題についてのアンケート調査


実施方法:「いこーよ」サイト上で実施


回答者プロフィール:全国の小学生の子どもを持つ保護者


実施期間:2018年6月4日~2018年7月2日


有効回答数:152名


※子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」調べ

 

取材・文/原田美咲