思い切ってママ友に頼ってみました(典江さん/41/事務員)

娘はオリンピック選手も輩出している、超スパルタな体操教室に通わせています。夏休みに向けて、私はとても悩んでいました。普段の練習は夜なのですが、夏休みは基本的に昼から。たまに午前中からという日もあるというのです。 学童保育に預けると、体操教室に送るのに仕事を早退しないと間に合いそうにありません。私も旦那も実家が遠いので手伝いも期待できず、夏休み中に体操を続けさせることは難しいかなと困っていたんです。 そんなとき、声をかけてくれたのが、同じ体操教室に通うお子さんをもつ、ママ友の直美さん。「学童保育のあと、うちから送るよ。ひとりもふたりも変わらないから!」と声をかけてくれたのです。

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直美さんのお宅は学童の施設のすぐ近く。「悪いな…」とは思っていましたが、ほかに頼ることもできず、お願いすることにしました。 朝、出勤するとき学童保育に娘を送り、体操教室の時間に合わせて娘は直美さん宅へ。レッスンが終わった娘を、直美さんの家に迎えに行く流れです。教室が午前中にあるときには、直美さんのお宅に直接娘を送り届けました。そして、私がお休みの日は直美さんの娘さんを預かり、送迎を担当したんです。 もちろん定期的な差し入れや、おやつは持参。夏休みの最後には、ありがとうの気持ちを込めてペアディナー券を送り、その日は私たち夫婦が直美さんのお子さんを預かることにしました。すると本当に感謝してくれて!  いまでも私が休みの日は、直美さんのお子さんを預かっています。持ちつ持たれつ、持つべきものは友達だと実感しました。