熱中症を予防するには?


個人で熱中症対策をするには、どのようなことができるのでしょうか。厚生労働省が公開している「熱中症予防のために」によると、そもそも熱中症とは体温調節機能がうまく働かなくなり体内に熱がこもった状態のこと。高温多湿な環境に長くいることで、体内にある水分や塩分のバランスが崩れてしまい熱中症になってしまいます。

 

そのためのどの渇きを感じなくても水分の補給が必要なのですが、“経口補水液”などで塩分を補給することも大事。これは水に食塩とブドウ糖を溶かしたもので、スポーツなど大量に発汗する時は用意しておいた方がよさそうです。

 

また厚生労働省は、「子どもは体温の調節能力がまだ十分に発達していないので、気を配る必要があります」とも注意を喚起。スポーツクラブでの活動や運動会に限らず、日常的にしっかり対策して猛暑を乗り切りましょう。

 

文/内田裕子