母親の性格が子どもに影響する!?


では一体、親子関係で失敗しないためにはどうすればいいのでしょうか? 以前放送された『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)では、親子関係に関する様々なアドバイスが上げられていました。

 

同番組で明らかにされていたのは「親の教育方針は1つだけにすべき」ということです。例えば「嘘をつかない正直な子になって」と伝えると、子どもはその通りに認識するのだそう。しかし後から「嘘をつかない事だけが、良いことではない」と言い換えれば、「どっち?」と迷った子どもには反発心が芽生えます。具体的な期間については、「思春期前期までは1つのことに集中させたほうが良い」とのこと。

 

また、「母親の性格が子どもに影響する」というデータも判明。時代背景を見ると1980年代の母親は忙しくのんびりできない生活を送っており、影響を受けた子どもは活発な性格に育ちました。一方2000年代はのんびりした母親が多くなったことに合わせて、のんびりした性格の子どもが増える結果に。子どもの性格は、母親の背中を見ながら少しずつ変わっていきます。

 

将来子どもの存在が重荷にならないよう、小さいうちからしっかり育てていきたいですね。

 

文/牧野聡子