「教育成果」が断トツな「京都大学」


また1位に輝いた「京都大学」については、「やっぱりノーベル賞効果があるのかな?」という指摘も。これまで同大学は自然科学の分野で10名ものノーベル賞受賞者を輩出しており、昨年「ノーベル医学生理学賞」を受賞した本庶佑さんも京都大学の特別教授。彼はがん免疫療法に結びつく「PD-1」というタンパク質を発見し、世界を驚かせました。ちなみに日本人で初めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹さんも、京都大学の理学部教授。彼は1949年に「中間子論」の研究が評価され賞が贈られています。

 

そのため今回のランキングには、「やっぱり世界的に評価されるのはノーベル賞なんだなぁ」「昨年本庶佑教授が受賞したことで、さらに差が広がったのかも」「確かに研究成果とか見ると、東大よりも京大の方が上ってイメージ」との声が。分野別のスコアを見ても「京都大学」は「教育成果」の数値が際立って高く、全大学トップの「98.4」を記録しています。