犬・馬・イルカなど感情が豊かな生き物と接することで、心身の不調が楽になる「アニマル(動物)セラピー」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。 認知症のお年寄りや抗うつ状態にある患者さん、がんの終末医療中施設などに専門の訓練を受けた動物が訪れ、一緒に過ごすことで症状が改善したりつらさが和らいだりするのが「アニマルセラピー」です。 海外では、大人だけでなく子どもの治療にも積極的に取り入れられているそう。 今回は、犬をはじめとした動物の持つ不思議な力と、日本での「アニマルセラピー」の広がりなどを解説します。