PTA役員スカウト、長電話に負けてやってみたら…(育子さん / 42 / 事務)

新学期が始まる4月。昨年度のクラス役員から、勤務時間に関係なくケータイにかかってくる電話…。


そう、“次年度役員のお願い”です。 今年は私の部署にも新入社員が入ってきたので、自分の仕事に加え指導もしなければならない立場となり、ただでさえ残業続きだったんです。 今年ばかりは、できれば役員は避けたいところ…。そんな願いも虚しく、長電話で押し切られた結果、役員を引き受けることになってしまいました。 とはいえ、働いていて忙しい旨を伝えると、思いのほかみなさん協力的で。仕事で会議に間に合わないことを伝えると、意外とそういった方も多く、交代でメモを取り合ったり、会議の内容を電話連絡し合ったり。 昔と違って働くママも多いので、お互いがお互いを助け合う空気みたいなのがあって、本当に助かりました。

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うちの小学校では、専業ママとの対立みたいなのもなかったですし。むしろ、「私、働いてないんでやりますよ」なんて声をかけてくださるママもいらっしゃって、逆に驚いたくらいです。やってみるとなんとかなるもんだなって、いまはそう思っています。 小学生の育児は、役員選出の電話との戦いかも。でも、思い切って飛び込んで1年間を乗り越えたら、もう安心。次の年からはかかってくることはありませんよ(笑)。