尾木ママの話がじつに深い
メリットとデメリットの両方があげられた“怖がらせる教育”。様々な意見が寄せられましたが、“教育のプロ”はどのような見解なのでしょうか? 以前放送された『ウワサの保護者会』(NHK)には教育評論家の尾木直樹さんが登場し、“怖がらせるしつけ方”に対する自論を語っていました。
尾木さんによると、“道徳的なことを伝えたり何かの素材として使うのはアリ”とのこと。しかし「子どものしつけなど、手段として怖がらせて言うことをきかせるのはかなり疑問」「下手でもいいから、ママの声でママの理屈でちゃんと叱るということが大事」とコメントしています。
尾木さん以外には“恐怖”の心理を研究する専門家からの意見も。まず「恐怖は刃物と同じ」と怖がらせることのリスクを説明。一方“上手に使えば便利”なので、子どもの適性や発達を見ながら活用することをすすめていました。
しつけのために使いがちな「オバケが出るぞ」発言。子どもに与える影響を考えながら使うべきテクニックなのかもしれませんね。
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文/古山翔