子どもが成長すれば受け止め方も変わる

そもそも親が子どもに“尊敬”される必要はあるのでしょうか。例えばネット上では、「私も子どもに勉強を教えられません。その分、勉強できなくて苦労した経験を子どもに伝えてきました」との体験談も書き込まれています。

 

また、子どもの側からも「両親は勉強が苦手でしたが、『自分はその分勉強するぞ』というモチベーションで難関大学に合格しました」「親がことあるごとに『勉強しなさい!』って叱る教育ママだったら、かえって勉強しなかったと思う」との声が。親が尊敬できるかどうかは、子どもの能力や成長にはあまり関係ないのかもしれません。

 

また「自分も“尊敬できない親”だと自覚してるけど、子どもから好かれている自信はある」「子どもから尊敬されるよりも好かれる方が大事」という考え方も。

 

「“完璧な親”なんて本当に一握りだし、尊敬される親=良い親だとは思わない」「いつまでも『ママってすごい!』って尊敬される方が非現実的。尊敬だけでは良い関係を続けられないと思う」などとも言われています。

 

その他、子どもが反抗期になって自信がなくなってしまう親もいるようですが、「どんな子どもも大人になったら母の偉大さに気づくもの」といった声も。中学生や高校生になって一時的に親と対立する子どもは少なくありませんが、大人になったら再び「ママすごい!」と言ってくれるかもしれませんね。