不審者など安全面で親は心配に

子どもに留守番を任せている親は、具体的にどのようなことを心配しているのでしょうか。保護者の声を見てみると、例えば「家の中で何か事故が起きないか不安」との懸念点があげられていました。

 

たしかに子どもにとっては、家の中といえど数多くの危険があります。コンロなどの火回りやベランダといった高所など、重大な事故につながりかねない箇所はたくさん…。

 

その他「最近は何かと物騒だし、不審者が家に来ないか気が気じゃない」と防犯面を気にする人も。

 

「とりあえずしっかりしてる長女にはスマホを持たせている。小学生だからまだ早いかと思ったけど、留守番を任せるなら必需品」「『インターホンが鳴っても出ない』『玄関は絶対に開けない』みたいな注意点を、口が酸っぱくなるほど言ってから出かける」と、実際にさまざまな対策をして留守番させている家庭も少なくありません。

 

また「私が子どもの頃は小学校低学年でも普通に留守番してたのに、近頃の親は過保護すぎない?」との指摘も。しかし昔と今ではやはり事情が違うようで、「昔はご近所さんに見てもらったりしてたけど、今はそこまで近所づきあいがないし…」「今の時代、親が子どもの留守番に対して慎重になるのは仕方ないと思う」などと反論されています。