背中ではなくお腹にスイッチがある!

抱っこしながらでないと寝れない子どもには、「布団に寝かせた瞬間に起きる」という特徴が。これはお母さんたちの間でしばしば「背中スイッチ」と呼ばれる現象ですが、実は背中ではない別の場所にスイッチがあるのをご存知でしょうか? 以前放送された『すくすく子育て』(NHK)では、赤ちゃんを寝かしつけるための方法を特集していました。

 

番組によると、赤ちゃんが起きるスイッチがあるのは「お腹」。お母さんから赤ちゃんのお腹が離れた瞬間、急に赤ちゃんの心拍数が上がって目が覚めるそうです。また赤ちゃんを布団へ寝かせる際、体が丸まった状態から背中や股関節が伸びた状態に。伸びた際の刺激によっても赤ちゃんが目覚めてしまうと説明されています。

 

そのため眠った赤ちゃんを布団に置くときは、赤ちゃんのお腹とお母さんの体を密着させたままそっと布団に降ろすのがポイント。布団へ降ろしたらすぐ離れずに、赤ちゃんが寝ていることを確認してからゆっくりと体を離していきましょう。

 

子どもを抱っこできるのは人生の中でも短い間ですが、無理は禁物。疲れた体をいたわるためにも、子どもが1人で眠れるようになってくれるといいですね。

 

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文/長谷部ひとみ