赤ちゃん自身の思考を研究して作られた絵本『もいもい』

同動画では他にも、「1番子どもが食いついた」という渡部さんおすすめの絵本が紹介されています。はじめに登場したのは、東大のラボと共同研究して制作された『もいもい』(株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン)。

 

子どもが喜ぶ“繰り返し音”と“まみむめも”という音や、赤ちゃんの注意を引く大小さまざまな“もいもい”が独特なタッチで描かれています。ちなみに渡部さんのお子さんは小さいもいもいが描かれているページが大好きだそう。

 

続いてピックアップされたのは仕掛け絵本の『やさいさん』(学研プラス)。仕掛けが施されたページは、引っ張ったりめくったりすることで野菜のイラストが登場します。野菜が苦手な子どもや手先がまだ器用ではない場合でも、絵本の仕掛けを通じて野菜が好きになり手先の器用さも得られるとプレゼンしていました。

 

渡部さんが最後に取り出したのはブロンズ新社が販売している『だるまさんが』『だるまさんの』と、『だるまさんと』の3冊セットです。

 

同書は「が・の・と」といった助詞に注目した絵本で、ストーリー仕立てではないのがポイント。フリとオチが1ページごとに繰り返されるので、まだ集中が続かない小さいお子さんでも楽しむことができます。